◎市政に対する一般質問(平成13年12月)

質問事項 質問要旨
1 福祉問題 耳の不自由な方への配慮 耳マークについて
2 森林問題 緑と清流を生かす森林保全について
3 道路問題 国道二九九号線の進捗状況について
4 都市間交流 中山信吉と歴史で結ばれた茨城県高萩市との友好関係について
5 環境問題 公園のトイレについて
6 スポーツ 国体ホッケー競技開催にむけて
7 飯能名物づくり 「ザクロの里」事業の支援について
8 行財政改革 一 職員研修について
二 公債費についての考え方
三 予算に対する取り組み方について

○一番(加藤由貴夫議員) おはようございます。議長のお許しをいただきましたので、一般質問をいたします。
 私は、飯能市を元気に安心して暮らせる町にしようという思いで、当選以来一貫して、一般質問では住みよい環境づくりや意識の改革を提言しております。今回も一生懸命に質問をしてまいりますので、よろしくお願い申し上げます。
 それでは、通告順に従い、最初に福祉の問題について質問いたします。耳の不自由な方への配慮について、これが耳マークであります。実は近くの方に御指摘されたわけであり、健康な私たちにはうっかり気がつかないで、大変申しわけないと素直に感じたことであります。そこで、いただいた手紙をそのまま読み上げさせていただきます。「耳の不自由な人たちのための耳マークです。視力障害者には白い杖があり、だれでもわかります。それに対して、聴力障害者には統一マークがありません。一見健康そうに見えて、実は耳が聞こえないということで、交通事故に遭う人も多いのです。私も難聴ですが、道を歩いているとき、後ろから車が来てもわかりません。クラクションを鳴らされても聞こえないので、狭い道は怖いです。そこで、この耳マークを広める運動をしています。既に川越市、狭山市、富士見市などは市の窓口に置かれています。三芳町では、町を挙げて取り組んでいて、町内の病院、銀行、郵便局へも耳マークを配布しています。大きな耳マークは、自転車の後ろに張るとドライバーにもわかりやすいです。小さい耳マークシールは、保険証やカルテに張ると、看護婦さんや医師に一目で耳が不自由なことがわかるので、筆談や手話で対応してくださるので助かります。飯能市でも早速対応してほしい」という内容であります。私も三芳町役場を視察してまいりましたが、耳の不自由な方に、我々のちょっとした心配りの問題であります。飯能市としての独自の取り組み方もあろうかとは存じますが、早急に取り組んでいただくことをお願いし、お伺いいたします。
 二番目に、緑と清流を生かす森林保全についてお伺いいたします。飯能市は澄んだ空気と緑豊かな山、清らかな名栗川や高麗川など、豊富な自然に恵まれた町であります。森林には雨水を蓄えたり、地球温暖化を防ぐ役目もあります。このような自然の営みを当たり前と感じている我々でありますが、森林や水を未来永劫どのように、みんなで守っていったらいいのかということであります。飯能市では、緑と清流を標榜しています。では、緑と清流をどう生かして、どのように次代に受け継いでいくかが大変重要であります。緑と清流を唱えても、山や水を代々受け継いで守っている方々の責任だけに、我々も甘えていていいものでしょうか。
 そこで提案いたします。私が以前、福井県の今立町に行ったときのことであります。今立町は和紙の産地でもあります。正倉院の書物の和紙も今立の和紙であります。和紙やきれいな水辺を生かして、どのようなまちづくりをしているかということが訪問の趣旨でありました。一通り和紙のことや水辺を生かした町並みを見学し終えて、休憩の場所への移動中の車内から見えた山並みに私は驚かされました。一人では抱えきれないほどの杉の木が見事に整備され、すっと立ち並んでいました。今立町の山の手入れの行き届いた姿にびっくりいたしました。その木立の中に入ると、幽玄であり、神秘でもあり、我々に対する無言の教えを感じ取ることができました。今立の森林保全の取り組み方は、地元の人や自然発生的にできたボランティアによって支えられているということでした。
 そこで、飯能市でも子供たちの教育の中に、森林保全の取り組みに、山と直接かかわっていくことができないものでしょうか。イコール環境保全の活動であります。また、ボランティアの方々にも森林保全に積極的に協力してもらう体制もできないものでしょうか。休日の余暇時間の有効利用や、また広く興味のある人に人的資源をボランティア活動という形で提供していただくスタイルであります。飯能市にある山は我々にすばらしい恩恵を与えているという教育や実践、市民にも市外の人にも、その実践の場を提供していただいて、森林の大切さを学び、みんなで守っていくという姿勢をつくり上げようではありませんか。既に飯能でも一部の方がこのような活動に取り組んでいると伺っております。このように考えると、山の所有者にすべての責任を背負わせないためにも、緑と清流を標榜する飯能市の責任において、ぜひとも実行していきたいものであります。休日のドライブなどで行く先は、近郊の小さな町を訪れることが多いんですが、こんな田舎でもと思われる自然に恵まれた山の中やひなびた村にこそ、自然を大切にして、それを守り、落ち着いた環境を生かしてまちづくりがなされていることも質問に結びついた一つであります。
 飯能市は、大切な自然がたくさんあります。そこで、飯能市より下流の人たちにも自然にかかわり、川をはぐくむ森林に興味を持っていただく活動にも取り組んでいきたいものであります。これを生かしていくことが、緑と清流の町であり、我々がうっかり忘れている点であります。以上の取り組みは、ひいては観光資源にも生かすことができると思います。一部の山や自然を対象とするのではなく、飯能市全体を対象とした施策を考えていこうではありませんか。お伺いいたします。
 三番目に、国道二九九号線の進捗状況についてお尋ねいたします。工事現場のうち、中山地区上町東遺跡として、縄文後期の住居跡も発見され、我々も埼玉県埋蔵文化センターの学芸員のお世話になり、柄鏡形住居跡や称名寺式と呼ばれる土器や石器を現地で見学することができました。現場は高麗丘陵が樹枝状に北から南に張り出した先端部に位置しています。縄文時代の住居の遺構や石器から往時の生活を感じ取ることができました。そして現在、国道二九九号線の場所として、いろいろな思いの中でその役割を果たしていく重要な場所となったわけであります。六月の議会では、国道建設に際して、生活環境、自然環境、道路景観に配慮することや工事中における地域の人への配慮等々お願いいたしましたが、質問の趣旨を理解していただき、慎重に工事を進めていただいております。大変ありがたく感謝申し上げます。
 そこで、工事現場を横断する子供たちの通学路の安全策や工事内容等の状況をわかる範囲でお示し願います。平成十四年度末には、中山西部からの工事を飯能駅前通り線まで完成、そして平成十七年度には中山の東部、警察方面からとの接続をして完成というめどは変わりないか改めてお伺いいたします。
 四番目に、歴史で結びついた水戸藩ゆかりの茨城県高萩市との友好関係について質問いたします。歴史で結ばれた飯能出身の水戸藩附家老中山信吉公は、今の茨城県高萩市と身近な歴史を共有しております。そのえにしを生かして、飯能市のまちづくりに生かせないかと都市間交流を提案いたしましたが、その後、高萩市との交流に向けて、現在どのような状況かお伺いいたします。
 五番目に、各地域の環境問題として、公園のトイレの件であります。市の公園のトイレについては、九月議会で小谷野議員がトイレの見直しをしてほしい旨の発言をされました。関連して、中山天神様境内にあるトイレも同時期につくられたものであります。いずれも老朽化が進み、不衛生であり、早急な見直しを求めます。地元の方の利用度も高く、においもきつく、衛生上問題であります。同時期設置された、その他の都市公園のトイレも含め、配慮をお願いいたします。
 六番目に、国体を迎える準備状況についてお伺いいたします。平成十六年に実施される彩の国まごころ国体では、飯能市でホッケー競技が開催されます。市民総参加の国体を目指し、準備されていると思いますが、市民に対してどのような啓蒙活動をしていますか。また選手の育成や選手の活躍状況、その他の取り組みの現状についてお伺いいたします。
 七番目に、飯能商工会議所が進めている飯能名物づくり「ザクロの里」事業の支援についてお伺いいたします。飯能商工会議所及び青年部では、飯能の名物づくり事業として、「ザクロの里」の実現に向けて活発に活動しております。既に下川崎地区には「ザクロの里」一号地を完成いたしました。そして商店街の協力を得て、植樹活動を展開しております。このような取り組みに対して、市としても後押しが必要と思われますが、現在、どのような支援の対応をしているかお伺いいたします。
 最後に、行財政改革について質問いたします。
 最初に、職員研修の取り組みについてお伺いいたします。九月議会で、自治体職員は誇りと自信を持って仕事をし、失敗を恐れず、新しい目線でチャレンジしようではないかと提案いたしました。一生懸命頑張って、仮にその結果がうまくいかなかったとしても、一生懸命やったことには評価してやりたいですね。間違ったならば、それを糧に次につなげていこうではありませんかという趣旨の質問をさせていただきました。執行部にも理解ある答弁をいただいております。
 今は本当に不景気であります。会社では、中高年を対象にリストラの嵐、事業所では仕事量の減少、商店の閉鎖など、本当に明るい話題が少ないのが現状であります。このような状況の中で、飯能市を活性化させていくためにも、我々議員や職員も期末手当の一部減額を含め、痛みを分かち合うことで市民と一体となったまちづくりに邁進し、さらには将来に向けて真剣に議論を深めているところだと考えております。
 さて、前回の質問で、このように目まぐるしく変化の激しい時代に対応するには、行政も時代に合った意識の変化が大切と申し上げました。コスト意識や一人一人が経営者の感覚を持つことなどの意識であります。行政の行う市民サービスは、民間とは質が違うとか、公平公正にサービスの継続性を保つには、一概に民間の考えを取り入れることに危惧を感じるという意見もありますが、今求められている状況は、そんな生易しいことではないと思います。先日、所沢税務署に行って気がついたことですが、親切丁寧な対応にびっくりいたしました。意識改革などという以上の驚きを感じ得ません。そこで、現在実施している職員研修を通して、レベルアップやスキルアップを向上するには一つ重要なことがあります。それは、目線がどこにあるかということであります。本当に当たり前のことですが、目線が市民に向いているかということであります。自信と誇りを持って働き、市民の立場で考え、職務を遂行していくためにはそこが大切であります。簡単であります。そこには普通に現状に合わせた意識の変化が求められているんです。国では機構改革、構造改革を推し進めています。飯能市が、地方分権の時代の中で、主体的に時代の要望に合わせて変化していく。そして十年、百年後の飯能の市民にも認められる行政、政治というものが必要であります。このように考えてみると、例えば関連することとして、事務作業のマネジメントシステムであるISO9001や飯能市でも取得に向けて取り組んでいる環境マネジメントシステムのISO14001も、職員や我々の意識改革による対応が求められていると思います。飯能版14001や飯能版9001をつくる気概が必要であります。飯能市に合った基準づくりを期待し、職員研修の現況と継続していくことの重要性、今後の方向性についてもお伺いいたします。
 二番目に、公債費、市の借金についてであります。財源不足の折、取り組み方次第で財源を生み出すという観点からであります。ちょっと考えを変えれば変わりますよ、よくなりますよという提案であります。飯能市の借金、行政用語で公債とか市債とか地方債と呼ばれています。簡単に言えば飯能市の借金のことであります。借金すると元金と利息を払うわけですが、参考に現在借り入れている市債の金利、いわゆる利息をお示しください。飯能市が事業を行う場合、これに要する経費については、市民の方に納めていただく市民税や地方交付税などの一般財源、国庫支出金等の特定財源を、その年度内に調達された収入をもって運営されることが原則であります。また、大きな施設や道路などの建設では、将来にわたって費用の分担、収益による返却が好ましい場合は、地方債を事業経費としています。例えば、一億円の事業では、国が五千万円の補助をつけ、あとの五千万円は飯能市の自主財源と地方債、つまり一部を借金でやることになります。国もそのように誘導しています。気がつけば、積もり積もって地方債、つまり多額の借金を抱え込んで財政の悪化を招いてしまうわけであります。飯能市の地方債の発行額は、平成十二年度末で一般会計で百七十二億円、特別会計で百三十六億円、また企業会計において六十三億円、合計三百七十一億円の地方債の残高となっています。また、返済額につきましては、元金約二十億円、利息の支払い十三億円が平成十三年度一年間の見込み額だそうであります。元金を返すのは当たり前でありますが、利息の支払額の大きさにびっくりしました。今後の財政に与える影響を心配する点であります。
 現在、超低金利時代であるものの、借り入れた時点の金利が支払われているものもあるが、一般財源の大変厳しい状況では、ここを考える必要があるんじゃないかと思ったわけであります。参考に、地方債の借り入れ先として国、銀行等の民間資金とに分けてお示しいただきたいと思います。国と民間金融機関との比率であります。地方債の借り入れ先ですが、国の資金を借りると、借りかえて返すことが事実上行われていませんが、民間金融機関からの借金は、協議しながら借りかえが可能とのことであります。そこなんですが、国とは高利でも我慢していく、民間では借りかえていくこともできるということですが、国の融資の原資の一つである簡易保険や郵便貯金等も郵政事業の民営化にでもなれば、いずれ民間金融機関並みの利率に、そして競争の原理が働いて必ず変化していくものと考えられます。そのような状況を想定して、飯能市では借りかえていくことや、国の制度に対しても低利にするよう働きかけていき、財源を生み出していくことが財政当局と我々議員にも求められているのではないでしょうか。財政担当に責任を押しつけようというのではありません。一緒になって市民のためになることは発想を変えて努力していくことを提案しています。特に、借換債による資金調達を初めとする金利負担軽減策を積極的に実施して、財政調整基金の運用、預託の見直しや早期返済の原資を予算化していくことも含めて、収入とのバランスをうまくとっていくことが必要であります。
 飯能市が借金をしても、実質的には国が返済してくれる制度や財源の足りない分を借金して、国が助けるというものがあります。借金をしないと財源を確保できない。その一部を国が肩がわりするということでは危機感がありません。国から麻酔を打たれたような状態です。借金に対して、国がどれだけ補てんしてくれるのか。負担割合はどうなっているのでしょうか。めぐりめぐって我々が負担する制度に対して、国でも対応し切れないときが必ず来ることも視野に入れ、市の財政を圧迫する地方債については、今後は現状に即したシビアな対応が必要だと考えますが、いかがでしょうか。このように考えると、先例、前例、ほかの自治体との横並びの比較だけで考えることは危険でもあるし、せっかくの地方分権時代、言いかえると、地方が主権を持つ気概であります。やはり意識の改革であります。今からでも遅くないと思いますが、お伺いいたします。
 最後に、関連して予算に対する取り組み方について質問いたします。このような発想で予算を考えていくと、お金が足りない時代には何を減らして、そこで浮いた資金を新たな事業にどのように振り分けるかということになります。元気な飯能市をつくるためには、当然将来にわたって必要な事業を推し進めていかなければなりません。景気が悪いからとか、税収が少なくなったから事業が進まないではますます元気がなくなるわけであります。このような状況では、知恵を絞って、気合を入れていくことが必要であります。借金を大きく膨らませないで、なおかつ市民の要望にこたえていかなければならないし、昨日の答弁の中でも、土地開発公社の借金を市の一般財源で返していくことや、利子補給していくことも予定され、このような状況で予算を考えることは大変難しいことでもありますが、飯能市としては正念場であります。
 そこで、予算のゼロベースでの見直しという発想も必要と思われます。予算を立てるときに、漫然と去年はこれだけ、ことしはこれだけという考えではなく、例外なく予算を積み上げてつくっていくことであります。既得権もないので、要求するにも内容を問われ、財政部門もすべてに的確に判断するには相当な覚悟が必要となりますが、期待いたします。自治体会計の決定は、単年度の現金主義であります。単年度の現金主義ですと、収入から必ず必要な人件費や公債費を引いたものを投資的経費に回せるということになっています。本来、将来必要な引当金や減価償却分を引いて投資額が出てくると思います。予定外の支出のときはどうするのでしょうか。起債をして、また借金をするのでしょうか。予想外の支出に対応できる引当金のような項目は見込んであるのでしょうか。突発的なことや何か起きたときに必要なもののために対応できる仕組みをつくることも必要であります。逆に言えば、むだな事業の見直しにもなります。
 それともう一つは、予算の使い切りであります。現状は予算を余らせないで使い切る形であります。次の年度に予算を減らされてしまうから使い切るという考えであります。結局足りなくなった事業には市民が負担をすることになります。そこで、余った予算を次の年にも繰り越せる仕組みにして、新規事業にも使えるようにすることが考えられます。財源の大変厳しい時代であればこそ、要らないものの見直しや節約を進め、必要な事業には、飯能市に元気が出るようにするため、積極的にどんどん事業費用に充てていくことを考えていただきたいと思うわけであります。自主財源が厳しいときにどのように予算を組んで、施策を進めていったらいいかということですが、新規事業は国のモデル事業の利用がいいと思われます。国の財源を使って、国の施策を先取りする政策立案能力が問われます。既に先進市に見られる事業では、地域のニーズを国の施策に自治体側から提案して、参入していく取り組みも見受けられます。飯能市でもそういったことを実現していくための研究をしていく部門の仕組みも考えていってほしいと思います。
 以上は私の思いでありますが、行政の専門家に向かって大変失礼な話とは思います。しかし、今までは当たり前でも、ちょっとした取り組みへの見直しで変えていくこともできますよという提案であります。お考えをお伺いいたします。
 以上で、一回目の質問を終わります。
△議長(安藤久夫議員) 答弁に入ります。
 市長
●市長(沢辺瀞壱君) 加藤議員の一般質問のうち、2森林問題、緑と清流を生かす森林保全について、4都市間交流、中山信吉と歴史で結ばれた茨城県高萩市との友好関係について、8行財政改革、一 職員研修について、私の方からお答えをいたします。
 初めに森林問題、緑と清流を生かす森林保全についてお答えいたします。本市の豊富な緑は飯能市民のみならず、多くの人々にひとしく心の安らぎと豊かさと、そして命の水を供与してくれているなど、すばらしい恩恵を与えていただいております。そして、この緑は西川材の名とともに、林業家の営々とした努力によって引き継がれ、保全をしてまいりました。しかし、近年、外材の輸入等で林業が停滞し、山林の荒廃も見受けられるようになってしまったことはまことに残念と思っております。このような状況の中で、林業が業として成り立つための施策の展開が今求められているという思いから、このたび農林課の設置をお願いしたところでもございます。私の見るところ、飯能市ほど山林経営者から製材業者、市場、大工、木工業者、木工建具業者など、関係する業者がそろっている地域は近在では見ることはできず、埼玉県で唯一と言っても過言ではないと思っております。林業活性化の方策としては、従来の視点を変えて、エンドユーザーのニーズに基づいた住宅の供給システムを早急に構築することにあると思っております。健康志向や快適さといった木材の有利性を生かして価格の面でも十分対応できるようにするため、森林経営者、製材業者、建築関係者、設計者、あるいは開発者、開発業者、森林組合などが連携する必要があり、そのためのコーディネーターを市の役割と考えております。また、市民の皆様には山林をより深く理解していただくとともに、ボランティアの導入ですとか、小・中学生の体験学習などについて、広域的な取り組みが必要なことと理解をしております。特に広域的な取り組みにつきましては、ダイアプラン圏域内での協力をお願いしているところでもございます。
 また、観光的要素を取り入れたらどうかということでございますけれども、そのためには、今までの杉、ヒノキだけの山林に加え、広葉樹、あるいは照葉樹等の植林も考えていくべきであるというふうに思っているところでもございます。
 次に、高萩市との友好関係についてお答えをいたします。去る十一月十四日に、私自身、高萩市を訪れ、大久保市長さんを初め、市幹部の方々とお会いをいたし、市制五十周年を目途に、両市の間で友好都市関係を締結することで基本合意に達しました。このことは既に市議会の代表者会議に御報告をさせていただいたとおりでございます。中山氏の縁によって、高萩市から今まで既に市議会議員を初め、多くの関係者が本市を訪れていることは承知しているところでございます。このように深い歴史で結ばれた高萩市と飯能市が友好都市関係を築いていくことは、両市の将来にとりましても極めて意義深いことであると思います。
 さて、都市間交流がどのように進んでいるかというおただしでございますが、具体的な方向づけは、今後、担当部署を中心に検討してまいります。交流のあり方につきましては、文化、スポーツ、教育、さまざまな分野での交流が考えられるところでございますが、今後、市民の方々の御意見もいただきながら、検討してまいりたいと考えているところでございます。
 次に、行財政改革、一 職員研修についてお答えをいたします。二十一世紀の世紀が物づくりから物語づくりへと転換しなければならないとき、最も必要となってくるのは職員の知恵とアイデアであり、職員一人一人の資質向上が最重要課題であると認識しております。今年度は従来の研修に加え、行政改革大綱にあります目標による管理の平成十四年度導入に向けて、全管理職、全係長の階層別研修を実施いたしました。研修後のアンケートについて、私もすべてに目を通しておりますが、受講生の新鮮な感動が伝わってまいりまして、必ず日常の業務の中で生かしてくれるものと大いに期待をしているところでございます。
 さて、そのような研修の現状の成果を踏まえ、職員研修の今後の方向についてお答えいたします。まず職員研修は継続しなければ効果が上がらないと考えますし、研修の基本的スタンスは市民の目線で、視点は未来をでないかと思います。現在、飯能市で行われているさまざまな研修の基本となります、あるいは根本となるような飯能市職員研修基本計画といったようなものを策定したいと考えております。そこには市民と一体感が持てる職員、将来を先取りできる先見性のある職員、健康で明るく仕事のできる職員、倫理観の高い職員など、変動する二十一世紀の行政に求められる職員像や市民の期待する職員像が明らかにされ、職員の能力開発基本方針やそれに基づいた職責に対応した研修とか、幅広く民間との相互交流による研修など、さまざまな研修メニューが体系的に描かれている計画を考えております。基本計画策定に当たっては、職員の自発的な意思を重視し、さらに専門知識を持った方や広く市民の意見を取り入れた形で策定作業を行っていきたいと思っております。また、策定された計画は、市民の皆さんに公開し、各年度ごとに計画の推移、能力開発の成果が市民の皆様にも見えるようなシステムを構築していきたいと考えております。「企業は人なり」と言われておりますが、それ以上に「行政は人なり」という言葉は、新しい二十一世紀の行政を象徴する言葉であると感じております。加藤議員のおただしの飯能版ISOという意味で、私はこの基本計画の策定を行いたいと考えているところでございます。よろしく御理解のほど、お願い申し上げる次第です。
△議長(安藤久夫議員) 福祉部長
●福祉部長(大島和典君) 福祉問題、耳の不自由な方への配慮、耳マークについてでございます。早速何点かのサンプルを作成し、検討しているところでございます。また、シールにつきましても検討いたしまして、決定次第、関係窓口を初めとして、広く活用できるような方向で検討してまいりたいと考えておるところでございます。
△議長(安藤久夫議員) 建設部長
●建設部長(吉田親義君) 国道二九九号の進捗状況のうち、工事現場の歩行者の安全の確保の点。現在、中山地内で工事が始まっているわけでございますが、本工事が済みますと、一部通学路に影響が出てまいりますが、工事の進捗によりまして、段階的に歩行者、自転車等の通行が可能な仮設道路を通学路に沿った形で設置し、安全の確保を図ってまいりたい、このように聞いております。そして自動車につきましては、一部迂回をお願いすることが出てくるかもしれません。いずれにいたしましても、安全確保については重要な事柄でございますので、工事を進捗する中で十分配慮していく、このように聞いているところでございます。
 それから、整備の完成のめどということでございます。加藤議員さんがおっしゃられたとおりでございます。しかしながら、一部用地取得等がございますので、若干のずれがあるかもしれませんが、目標年次に向けて完成していきたい、このように聞いているところでございます。
△議長(安藤久夫議員) 市民環境部長
●市民環境部長(山川光尚君) 5の環境問題、公園のトイレについてでございますが、中山の天神様の観光公衆トイレにつきましては、昭和四十七年に設置いたしまして、二十九年が経過したところでございます。早急な見直しということでございますが、現在の事業計画では、逐次、県補助金の採択を得ながら年一カ所を計画的に整備を行う予定でございます。
 それから、7の飯能名物づくりでございますが、「ザクロの里」事業の支援についてお答え申し上げます。おただしの「ザクロの里」づくりにつきましては、平成十三年度の地域づくり事業におきまして、飯能名物づくり事業として応募をいただいたところでございます。御承知のとおり、地域づくりの事業は、飯能市の特性を生かしながら、個性豊かな地域づくりをする自主的な事業に対しまして、市が補助を行うというものでございます。とりわけ本年度におきましては、二十一世紀にちなんだ記念事業を補助対象としておりまして、本事業につきましては、これらの趣旨に合致するということで、既に採択が決定しております。また、先月二十六日には商工会議所において、第一回目の「ザクロの里」推進委員会が開かれ、行政側からも担当課長が出席し、意見交換等を行ったところでございます。いずれにいたしましても、飯能市といたしまして初めての試みでございますので、これからの推移を見ながら協力をしてまいりたいと考えております。御理解をいただきたいと思います。
△議長(安藤久夫議員) 教育次長
●教育次長(加藤 守君) 国体ホッケー競技開催に向けて御答弁申し上げます。
 まず、選手の育成でございますけれども、平成十一年度から巡回ホッケーの教室を実施しております。本年度、八小学校、四中学校で約四百七十名を対象に選択授業を行いました。また、クラブ活動ホッケー競技を行っております。そして本年度から、美杉台中学校でございますけれども、県下では初めてでございますホッケー部が創部されました。また、飯能第一中学校におきましては、社会体験クラブとして飯能第一ホッケークラブが設立されています。それぞれ毎日練習に励んでいただいているところでございます。
 次に、組織の取り組みでございます。八月に実行委員会の設立総会が行われました。常任委員会の付託機関としまして、七つの専門委員会がございます。総務、施設、式典、広報、市民運動、この専門委員会につきましては設置をしていただいております。その中で総務委員会におきましては、賛助会員の募集をしていただいておるところでございます。未設置の協議、輸送、交通、宿泊、衛生の各専門委員会につきましては、本年度中に設置をお願いしたいと思います。そして平成十四年度から各専門委員会ごとの国体に向けての本格的な活動を行っていただくようになっております。今後もホッケー競技会場都市としまして、啓発など行いまして、国体成功に向け努力する所存でございますので、どうか御支援、御協力をお願いするものでございます。
△議長(安藤久夫議員) 企画財政部長
●企画財政部長(木崎勝年君) 八点目の行財政改革につきましてお答えを申し上げます。
 まず、公債費の関係でございます。現在、借りております市債の利息につきましては、一般会計、特別会計、企業会計合わせまして、約百九億円であります。議員さんもおっしゃいましたが、平成十二年度末現在で、元金は約三百七十一億円でありまして、利子の約百九億円を合わせますと、総額で約四百八十億円が十三年度以降から償還完了までの、平成四十二年度になりますか、そういう状況でございます。
 次に、借り入れ先でございますが、国と民間金融機関との比率のおただしでございます。財政融資資金と簡易保険の資金などのいわゆる政府資金、そのほかに地方団体に資金提供する専門機関として設立されております公営企業金融公庫資金、そして民間金融機関等からのいわゆる縁故資金、民間資金との三つに分かれているわけでございます。割合を申し上げますが、十二年度末現在で、一般会計から企業会計などの総額で三百七十一億円。この中で政府資金は二百七十六億円で七四・四%。公営企業金融公庫資金、六十五億円で一七・五%。民間資金、二十五億円で六・七%。その他、五億円で一・四%という状況でございます。御指摘のありましたとおり、政府資金につきましては、繰上償還をすることができませんでしたが、過去に借りた高金利の地方債を現在のような超低金利時代に借りかえることができるようになると、確かにおっしゃいますとおり、公債費の利子分が減りまして、事業執行に充てることが可能ということでございます。なお、本年四月一日から、財政投融資制度の改革が行われまして、財政融資資金につきましては、四月一日以降の新規貸付にかかるものから、借り入れ団体が保証金を支払う場合に限り繰上償還ができるということになってきております。
 また、国に対しての要望でございますが、本年度もこの繰上償還等につきましては、全国市長会で国へ要望しているところでございます。国が、どの程度借金を補てんしてくれるのかというおただしがございましたが、普通交付税の算定におきましては、基準財政需要額の中で、自治体の財政力に応じて参入されるもの、また起債の内容、例えば、地方税の減収に伴うものや下水道事業などにおきまして参入されるものがあるわけでございます。
 次に、三番目の予算に対する取り組み方でございます。予算編成といたしますと、集中方式、財源割り当て方式、これはキャップ方式と言われておりますが、そのほかに積み上げ方式があるわけですが、通常は積み上げ方式でやっております。おただしのゼロベースでの見直しの関係もございます。これにつきましては、歳入の根幹であります市税が非常に伸び悩んでおります。ここへ来て地方交付税もかなり減収が見込まれます。そういったことで歳出の抑制を図る必要があるというふうに考えております。さらに予算の使い切りについてでございますが、以前はこのようなことも行われておりましたが、今ではそのようなことはないというふうに私は思っております。そのほかに財源の関係でのおただしがございましたが、財政調整基金、予備費、あるいは繰越金等で対応をしているところでございます。
△議長(安藤久夫議員) 以上で加藤議員の質問を終わります。

飯能市議会のホームページより。

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元気村について
元気村とは、子供から高齢者までが元気一杯に生活しいろいろな体験をし、地域を大きなひとつの和をつくろうという活動です。埼玉県西部に位置する武州高麗郷中山宿(埼玉県飯能市中山)でコスモスの花を植えたり、米を作ったり。地域が良くなれば飯能が良くなるという思いで取り組んでいます。
 
中山氏について
加藤ゆきおは飯能市の中山氏を通じて歴史を生かしたまちづくりを目指しておりす。平成13年の一般質問での提言が茨城県高萩市との友好都市締結のきっかけとなりました。歴史教育の一環として、中山氏を紹介する専用ページを設置しました。中山氏とは一体どのような人物だったのか、なぜ飯能市は茨城県高萩市と縁があるのかといったことを解説しています。
 
ネットワーク31について
ネットワーク31とは、31世紀にねらいをさだめて、31世紀におけるあるべき姿を想定し、それを現在にむすびつけて連結線を引き、その間において実現すべき数々のテーマ、国家・環境・歴史・国際貢献・産業・福祉など多彩なターゲットを設定、想定してつけたネーミングです。
1000年先というと、遠い未来とお考えになるかるしれませんが、地域にある歴史や伝統は時間的な間隔がありながら、良いものはその品質、風格に全く差がみられず、永遠に続く生命を持つものであるという信念からつけられたものであります。
 
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活動報告 (2001年〜04年)

■2004年の活動報告
 1月 2月 3月 4月 5月 6月
 7月 8月 9月 10月 11月 12月

■2003年の活動報告
 1月 2月 3月 4月 5月 6月
 7月 8月 9月 10月 11月 12月

■2002年の活動報告
 1月 2月 3月 4月 5月 6月
 7月 8月 9月 10月 11月 12月

 
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