◎市政に対する一般質問(平成14年12月)

質問事項 質問要旨
1財政 市職員の退職金と財政負担について
2機構改革 係制から担当制への変更について
3道路 都市計画道路青木大久田線(国道二九九号線)の進捗状況について
4自然環境 市内全域にわたる自然環境のガイドブックを作成することについて
5スポーツ ツーデーマーチ(二日間にわたるウォーキング大会)を開催することについて
6飯能まつり 飯能まつりにおける路線バス市内運行経路を変更することについて

●一番(加藤由貴夫議員) おはようございます。議長のお許しをいただきましたので、通告順に従い一般質問をさせていただきます。
 その前に、高円宮様の御逝去に対しまして一言申し上げさせていただきます。平成十二年五月六日に行われました阿須ホッケー場の竣工式では、宮様チームを率いて、市内の中学生チームとのエキシビジョンマッチに出場されました。飯能市民やホッケー関係者にとりましては、その温かいお人柄に接して大変親しみを覚えました。日本ホッケー協会名誉会長として、埼玉国体でも飯能でお目にかかることを楽しみにしておりましたが、まことに残念であります。ここに飯能市民の皆様方とともに、御逝去を心から悼み、謹んで御冥福を申し上げます。
 さて、今回も一般質問の内容は、市民の目線で一生懸命に質問いたしますので、よろしくお願い申し上げます。
 それでは最初に、飯能市の財政問題として、飯能市職員の退職金と財政負担の関係について質問をさせていただきます。財政問題では、一年前の十二月議会で公債費について、本年六月議会では、バランスシートをつくって何がわかって、何が変わったのかという観点から質問をさせていただきました。バランスシートをつくって、市の財政状況を広く公開していくことの意味は、市民に対して、現在と将来にわたっての財政の中身を明確にすることでは大変重要であります。ただし、飯能市のように、総務省によって示されたバランスシートづくりが、自治体のはやりや流行だけに終わらせたくないという思いがあります。将来、退職金にかかわる支出のために、取り崩しや起債で急速な財政悪化を招くことも予想されますが、そのようなことのないように計画的な創意工夫を生かした財政問題の課題として、今回質問させていただきます。自治体会計の欠点は、単年度の現金主義ではないかということは、以前にも指摘させていただきました。将来必要になる引当金や減価償却分を考えないと、本来は投資に回せる金額は出てこないと思います。解釈の仕方もありますが、私は正確でないと思います。飯能市の借金の残高を聞いても、担当によって金額や計算の方法が違いますが、これも私には不思議な点であります。現在は、過去に蓄えられた資産とその年度に入ってくる歳入額によって事業ができるわけであります。市民サービスのため、蓄えていくものをきちんと分けて考えていく必要があるわけであります。市民にバランスシートを公開し、今以上に理解を得るには、もう少しわかりやすくする必要があると考えます。それとともに、市民が現在から将来にわたって負担していかざるを得ない部分をあいまいにせず、明確にした方がいいと思いますが、いかがでしょうか。
 そこで今回、飯能市のバランスシートからわかる、短期、中期的な問題として職員の退職金について考えたわけであります。これからの財政運営を考えていく上では、大変重要なテーマであると思いますのでよろしくお願いいたします。
 私たちは団塊世代と呼ばれています。昭和四十年代に採用された職員が、平成十八年度から二十四年度に退職します。この間の人数と退職金は幾らになるのでしょうか。財源対策は大丈夫でしょうか、お伺いいたします。財源不足を来すような、特に退職手当積立基金の準備や退職手当債の発行もあるのでしょうか、お伺いいたします。
 こういう状況を想定すると、この問題を危機ととらえるのか、それともまた一方、プラス思考で行政改革という視点で考えれば、大量の退職者によって、本来目指す飯能市の行政改革を進めることが可能になるとも言えます。飯能市が大きく生まれ変われるチャンスとも言えるのではないでしょうか。飯能市では、いわゆるバランスシート、貸借対照表において固定負債に退職給与引当金を計上しています。これはどういう基準で計上しているのか、お伺いいたします。
 一年以上にわたる将来のため、固定負債として退職給与引当金を計上しているのに対して、一年以内の年度末に支払う退職金は計上されていません。ちなみに、その職員の数と金額は幾らになるのでしょうか。財政問題として一年以内の退職金を考えると、規模はある程度予測がつくわけですから、あらかじめバランスシートに流動負債として支出を見込んで計上したらどうでしょうか。つまり、長期にわたるものは固定負債として計上、一年以内の年度末に必要になるものは流動負債として、その額を計上することになります。行き当たりばったりの支出でなく、根拠を中期と短期にはっきりと説明のつく形にすることを提言いたします。確実に足りなくなるだろうものを、今までどおりではいかなくなる将来のために事前の準備が必要であります。将来足りなくなって、特に起債という新たな借金をすることなく、堅実に今から対応していただきたいと思います。
 下水道問題でも言えることですが、重要な問題点を先送りにすることで将来につけを回し、なお一層問題を難しくしてしまうと思いませんか。その時々に責任を持って対処しておくことが大切であります。行政評価システムも導入されると聞いております。行政評価システムを構築していく上で、どのようにバランスシートに反映させるのか、または活用していくのかについてもお伺いいたします。行政評価システムも有効に生かして、前向きに視点を未来にも置く取り組みで、自治体経営の安定性を図ることからもきっちりした形で取り組んでほしいと思うわけであります。市民に対する将来の負担の説明責任や職員の将来不安を考えると、まだ時間があるということは許されません。必要急務であります。明確なお考えをお伺いいたします。
 二番目に、機構改革について質問いたします。今議会にも議案として提出されている行政機構改正の中より、係制から担当制への変更についてお尋ねいたします。担当制の導入に当たっては、組織の機能と職員の能力を最大限に発揮し、効率的な業務遂行の推進を目指すとともに、多様な市民ニーズに対応すべく、より弾力的な行政運営を推進するための体制を整備するものとされています。
 そこで何点か質問いたします。係制は、明治以来の縦割りの組織として運営されてまいりました。その姿は疲弊したのでしょうか。今回の担当制は、横のつながりを強化した民間の制度と活力を取り入れるわけですが、担当制を取り入れるに際してどのように検討されたのでしょうか、お伺いいたします。部署によっては今までのように係制が向いているところ、縦割りの特性を生かせるところもあると思うが、検討はなされたのでしょうか。その上で担当制のメリットは何かということでお伺いいたします。
 ちなみに、近隣市の狭山市では、担当制を既に実施しております。私も先般狭山市を訪問いたしまして、いろいろと勉強させていただきました。民間では当たり前の仕組みとは言え、行政にどのように取り入れていくかについては、相当の準備期間が必要だったと伺いました。例えば、専門職や技術職のようなスペシャリストであります。担当制を取り入れても、専門知識のない職員ですと、かえって市民サービスの低下を引き起こすと思います。担当制になっても、一番の心配は責任の所在であります。無責任にならなければと思うのは危惧でしょうか。有能な職員も数年で職場を異動することで、業務内容や役割、割り振りに一抹の心配をするものであります。
 それと、景気対策としての雇用の面から考えると、パートタイマーなどを活用するワークシェアリングという考えはどのようにとらえていくのでしょうか。狭山市で行われた組織機構についてのアンケートでは、一例ですが、特別の行政需要が生じたときの対応、部内調整の問題、所管事務の整合、課の所属部署、職員体制や政策形成能力等について設問し、いずれにしても職員の意識改革を図り、課長職のリーダーシップ、管理能力向上、課内、グループ内の意思疎通を図る等々、実際に運営してわかってくる問題点がたくさんあることを実感いたしました。
 また、担当制になってよい面として、狭山市では、政策実現のための各部横断的なプロジェクトチームの採用や緊急時の対応が素早くできる対策チームの採用を目指すなど、係制にない取り組みを目指しています。地方分権という流れの中で、仕事は地方へと分担されるが、財源と人はついてこない状況の中で、臨機応変に対応していくことが求められていると感じているところであります。
 飯能市で担当制への実施運営に当たって、現在、積極的に推進している職員研修との内容と、そして数値目標管理制度運用でのその目的と成果をどのように生かし、今までの研修内容との変化はあるのかということと整合性はあるのでしょうか、お尋ねいたします。長年にわたる制度を変えることは大変な戸惑いがあると思われます。進めるに当たっては、新たな時代の行政の目指すべき姿として、執行部は職員に対して、何をどのように求め、指導して理解を得るのかということ、職員の認識はどのようかについてもお伺いいたします。
 市民の目線で将来を見据え、コンパクトな行政運営を目指していくことが求められていると思います。職員にとっても、市民要望にこたえるために意識改革していくことは大変でありましょうが、その目標や課題を達成するために、みずからの手で明確にして、参画意識や計画的、自主的に職務を遂行していく責任感の醸成を図っていくことが重要と言われています。少ない経費で最大の効果を上げるコンパクトな市役所を目指し、組織改革を進めていくことに当たっては職員の理解を十分得ることと、職員がやる気や励みの出る機構改革として所期の目的を達成していただきたいと思います。
 そこで、十五年四月実施に際しては、どのように職員に理解を得ていくかについてお伺いいたします。無理をせず、スタッフ部門からの順次採用ということも視野に入れて、今後軌道に乗せる手順をお聞きして質問といたします。
 三番目に、都市計画道路青木大久田線(国道二九九号線)の進捗状況についてお尋ねいたします。市長は県議時代から引き続き、飯能市の都市計画道路の早期完成に向けて大変な御努力をいただいています。改めて敬意を表します。
 さて、市長は九月議会において、都市計画道路青木大久田線(国道二九九号線)の道路改修工事のうち、中山分である飯能駅前通り線より西側部分は、平成十四年度中の供用開始予定は若干ずれ込むとの見方を示しました。工事の内容によるやむを得ない事情として十分理解しているところでありますが、国の財政状況が大変厳しい中で心配であります。進捗状況とその後の見通しを改めてお尋ねいたします。
 それと、先般、飯能土木事務所より八高線をまたぐ陸橋の説明がなされましたが、その内容と今後の進め方についてもお伺いいたします。
 四番目に、市内全域にわたる自然環境のガイドブックを作成することについて、提案し、お尋ねいたします。飯能市での自然環境への取り組みは、市民団体を初めとする活動、行政においても緑のトラスト用地の取得などを通して、先進的な取り組みがなされていると感じます。特に、天覧山や多峯主山、飯能河原近辺については象徴的に取り上げられているのが実情であります。しかし、飯能には精明地区のように豊かな農業を主体とした畑や田んぼ、雑木林や小川のせせらぎのある地域、吾野や原市場地区の山林を主とした山の青さ、水の清らかな大変自然に恵まれた地域も有しているわけであります。散歩の途中や野山に出かけたとき、道端の野草にふと目をとめ、名もない草とは言いますが、名前のついていない草はありません。でも、名前がわかれば自然への関心が一層高まってくれることと思います。自然に心を引かれた人に、少しでも手を貸すことで環境へのさらなる理解と自然へもう一歩踏み込み、関心を持って理解してもらうためにも、自然環境のガイドブックを作成することを提案いたします。
 内容については、野山、森の中、水辺というように、環境別に動植物や木を取り上げるといいと思います。図鑑のようにとは申しませんが、小川や水遊びで見た小さい魚や水の中の虫、森の中で見かけた小鳥や昆虫などの生き物や植物を取り上げて、森や野原で役に立つ、ポケットに入るものがいいと思います。飯能市で見られる希少種や動植物をまとめ、自然観察やハイキングなど、自然を感じ、守り育てる市民のために、私たちが自然と人間とのかかわりをいま一度見つめ直す小さな道しるべの一助にしたいと思いますが、お考えをお伺いいたします。
 五番目に、スポーツとして、ツーデーマーチ(二日間にわたるウオーキング大会)について質問させていただきます。東松山で開催される日本スリーデーマーチは大変有名です。参加人員も三日間で八万人と言われています。私も先般、東松山市を訪ね、その内容について視察させていただきました。飯能市ではツーデーマーチの開催に向けて検討を進めていることと思いますが、幾つかの点について質問と提案をさせていただきます。
 開催するに当たってのコースはどのような予定でしょうか。飯能市の特色である自然環境や歴史を生かしたコース、お年寄りも楽しめるコース、障害のある方にも楽しめる多様なコースを検討していただくようにお願いいたします。
 それと、せっかくの機会ですから、コース別のウオーキングの地図を作成して、年間を通して健康づくりに役に立つ事業にしてほしいとも思います。ちなみに比企郡の嵐山町では、町民に万歩計を貸与し、百万歩達成で万歩計を贈呈し、その後は一定の達成基準ごとに認定証を発行しています。このような取り組みは健康づくり事業として実施し、施設整備とあわせ、地元の医師会とも連携して進めていました。東松山市のように、全国区の事業を目指すのか、地域の特性を生かしたコンパクトな温もりのある事業として進めるのかもお伺いいたします。夢と健康のための複合的な事業として、飯能市として独自の特色を生かすことも十分に模索して検討していただきたいと思います。現在どのような内容を想定しているのかを含め、わかる範囲で結構ですからお伺いいたします。
 最後に、飯能まつりにおける路線バス市内運行経路を安全のために変更してほしいということで質問させていただきます。この問題に関しましては、過日、椙田議員からも同様の質問がなされ、重複する部分もあるかと思いますが、よろしくお願いいたします。
 毎年、十一月に実施される飯能まつりは、飯能市にとって一大イベントであります。また、飯能郷土芸能保存会とともに、その青年部である飯能まつり連合会、飯能市内各地域のはやしの団体にとっては、伝統芸能を保存伝承し、青少年の健全育成という立場からも、年一回の晴れ舞台であり、お披露目の場所でもあります。ことしは土屋知事を初め、茨城県高萩市長、諸外国の大使が御来飯いただき、大変なにぎわいを見せました。そして、来年の平成十五年は市制五十周年記念の冠事業として、市民参加型の祭りとして、関連事業も含めるとことし以上のにぎわいが予想されます。
 そこで質問と提案でありますが、以前より、特に飯能まつり連合会としては、飯能まつりの内容や安全な運営の仕方、マンネリを打破するさまざまな取り組みと事業を行っていますが、関係者にとって大きな問題は、安全に祭りの運行をするための二日目の路線バスの問題であります。高麗横町から大通り、中央通り、東銀座通り、駅前通りは、二日目の朝九時半より夜二十一時までは全車両通行禁止になっていますが、国際興業バスやタクシーは通常運行いたします。祭り関係者は、祭りの実施に際しては当然事故のない安全な運営を目指しているわけですが、問題なのは、何分大きな山車とバスのすれ違いの際の問題であります。以前から指摘されていたことでもありますが、人出も多くて大きな不安であります。
 そこで提案でありますが、路線バスの飯能駅南口発着等は可能なのか等を含めて、バス運行経路の変更ができないものか、御相談とお尋ねをいたします。特に、時間的には午後二時過ぎからの東銀座通りと駅前通りと限定されていますので、祭り当日の現状把握とバス会社との対応策等を協議、利用者へ事前に理解をしていただくための説明会等を進めていただきたいわけであります。利用される方にとりましては、ハイキングの足として、生活手段としてのバスの位置づけは重々理解できるわけであります。しかし、一年に一回の限定された時間でもありますし、特に来年は五十周年事業としての位置づけもありますので、ほかの代替輸送、ルート等変更も含め、利用者と運行事業者の深い御理解をいただきますようにお願い申し上げます。今後どうしたらいいかということを改めて検討していただくことを再度お願い申し上げ、お考えをお伺いいたします。
 これで一回目の質問を終わります。
△議長(清水邦男議員) 答弁に入ります。
 市長
○市長(沢辺瀞壱君) 加藤議員の一般質問のうち、2機構改革、係制から担当制への変更についてと、3道路、都市計画道路青木大久田線(国道二九九号線)の進捗状況について、私の方からお答えをいたします。
 最初に、2機構改革、係制から担当制への変更についてお答えいたします。今回の組織機構の見直しにつきましては、多様化する行政需要に対応するため、所属内における職務の分担を流動化し、弾力的、機動的な組織とするため係制を廃止し、担当制を導入いたします。現行組織におきましては、各種の事務事業の推進に当たっては、係を事務処理の単位として設定し、それぞれの所掌事務において一定の与えられた業務について処理しております。しかし、行政需要の多様化に伴い、新たに発生した業務への対応等については、より弾力的、機能的な対応が求められる時代となってきております。このため、従来の係の概念を廃止し、固定した組織としての係制を廃止し、組織の最小単位を課といたしまして、各課ごとに所属長の権限によって事務の繁閑、あるいは特定の課題、事務の進捗状況、職員の能力等に応じて職務を個々の職員に割り振り、類似する事務を処理するグループを編成する仕組みを整備するものでございます。
 係制が向いていると思われる部署について検討したかどうかのおただしでございますが、確かに部署によっては係制の方がよいという声もあるようですが、グループ制のメリットの一つに、事務配分の合理化と繁閑の調整ができるということでございます。それぞれの部署におきましては、年間の業務の中に繁忙期と少し余裕のある時期があると思います。これらの状況を所属長が調整し、課内における職員同士のサポート体制を進めていくことにより、課としての一体感を高めるとともに、課全体で知恵を出し合い、組織としての問題解決能力が高まっていくことを期待しているわけです。このようなことから、すべての課にグループ制を導入し、所属長にリーダーシップを発揮させるとともに、職員の意識向上を図っていきたいと思っております。
 研修での成果をどのように生かし、そして人事評価との整合性はについてのおただしでございますが、本市におきましては、既に目標による管理の実践と職員の資質の向上のため、職員研修を行っているところでありますが、グループ制の導入は、所属長のマネージメント能力やグループの目標による管理等が重要となってまいりますので、研修の成果が生かされることを期待しております。
 次に、執行部は職員に対し、どのようなことを求め、指導してきたか。職員の認識はどうかという御質問でございますが、グループ制の導入については、所属長あて概要説明の文書を通知し、周知を図っているところでありますが、全庁的に新たな制度の導入であるため、特に管理職がグループ制についてよく理解をしていく必要があるため、来年四月の実施時期までにはグループ制についての説明会、あるいは勉強会を予定して遺漏のないように努めてまいりたいと思います。
 また、制度の導入によりまして、職員はそれぞれの担当業務に対し、従来以上に責任を持って当たらなければなりません。これにより、職員が能力を発揮し、やりがいを持ってくるということを期待しております。
 次に、今後軌道に乗せる手順とのおただしですが、先ほど申し上げました職員への説明会、勉強会の実施、そしてグループ制を理解させるため、目標による管理の実践によりまして、担当業務の年間目標を立て、所属長と共通認識のもとに事務事業を推進していくということでございますが、実施後のサポートも重要でございますので、定期的に所属長とグループリーダーのヒアリング等を行うことによりまして、制度の浸透を図ってまいりたいと考えているところでございます。
 続きまして、3道路、都市計画道路青木大久田線(国道二九九号線)の進捗状況についてのおただしでございますが、国道二九九号線の整備につきましては、既に御承知のとおりかと思いますが、埼玉県におきまして、現在事業の推進を図っているところでございます。加藤議員におかれましては、九月定例会でも一般質問をいただき、答弁を申し上げたところでございます。日ごろから、この問題にお力添えをいただいておりますことを感謝申し上げる次第でございます。現在まで埼玉県から確認できる範囲内での進捗状況と今後の予定について御答弁申し上げます。
 まず、飯能警察から武蔵丘ゴルフ場付近までの約二・二キロメートルが未整備区間となっておりますが、この区間の用地買収は既に九八%になっております。また、用地が取得できた中山の一部、青木の一部については既に工事を着手しております。事業を担当する飯能土木事務所といたしましては、中山地区につきましては、飯能駅前通り線までを、また青木地区につきましては、飯能警察から富士見通りまでを一日も早く整備を行うため、現在用地買収に全力を尽くしているところでございます。市といたしましても、これに全面協力をいたしまして、用地の取得に取り組んでいるところでございますが、この努力が一日も早く報われることを願っているところでございます。
 また、八高線をまたぐ陸橋につきましては、設計については関係機関との協議を整え、いよいよ来年度から着工したいとのことでございます。立体交差部分の延長は三百四十三メートル、道路勾配は東西とも五%となり、平成十五年度に工事に着手し、平成十七年度完成を予定し、全線の供用開始したい旨を確認したところでございます。また、先日は飯能土木事務所によりまして、立体交差部分に直接かかる地元の五つの自治会、中山、中居、富士見、青木第一、青木第二の役員さん等関係者の方にお集まりをいただき、今後の事業の進み方についての説明会を開催し、御相談申し上げたところでございます。その中で何点か意見も出されましたので、それらを整理した上で、県土木事務所といたしまして、今後五つの自治会を対象に、それぞれ自治会ごとに説明会を開催したいという意思のようでございます。飯能市を東西に貫通する国道二九九バイパスにつきましては、本市にとって、従来の生活圏を超え、広域間の交流、地域の活性化の上から市民の期待も大きいわけでございますので、市といたしましても、今後とも県と連携を図り、地域の皆様に御協力をいただき、一日も早い開通に向け努力をしてまいりますので、よろしく御理解のほどお願いを申し上げる次第でございます。
△議長(清水邦男議員) 企画財政部長
○企画財政部長(木崎勝年君) 一点目の財政の関係で、市職員の退職金と財政負担につきましてお答えを申し上げます。
 特に私の方からは、バランスシートの関連につきまして申し上げます。バランスシートにつきましては、十二年三月に旧自治省より地方公共団体の総合的な財政分析に関する調査研究報告書が出されたところでございます。この報告書の中で、バランスシートの作成につきましては、具体的な方法が示されたわけでありまして、これを私どもは総務省方式と呼んでおりまして、各自治体がこれに基づきまして公表しているところでございます。この総務省方式では、固定負債として退職給与引当金を計上するようになっております。おただしの点につきましては、当時の自治省研究会の中でも大分論議されたということでありまして、地方公共団体の職員にとりましては、その勤続年数に応じて退職手当を支給することが条例で定められているのが通常であります。したがいまして、年度末に職員全員が普通退職をしたと想定いたしまして、その必要な支給額を退職給与引当金として計上したわけでございます。
 一方、本市のように退職手当組合に加入している場合につきましては、退職手当の支払い債務を負うのは、直接的には埼玉県市町村職員退職手当組合となります。そのため、加入団体、つまり飯能市ほかでありますが、借方の負債科目に計上すべきかすべきでないのか、こういったことにつきましては、委員の間で論議がなされたようだというふうに聞いております。
 結論でありますが、支給される退職手当の財源は、構成団体の負担金で賄われていることから、こうした本市のような団体についても退職手当支給額を固定負債の退職手当引当金として計上するようになったわけでございます。この金額についてでありますが、職員個々に退職金を計算して積み上げて算出することが望ましいわけでありますが、作業量等を考慮して、推計値でも差し支えないということになっております。したがいまして、バランスシートに退職給与引当金として約三十九億八千万円ございます。その推計方法につきましては、ただいま申し上げましたとおり、対象職員数に平均給料月額と平均勤続年数による普通退職の支給率を乗じて計算をしたわけでございます。
 おただしの固定負債に計上した点でありますが、当初の報告書が改正されまして、年度末に全職員が普通退職した場合の退職手当総額から年度末退職者を除きまして、全職員が普通退職した場合の退職手当総額というふうに変更されたわけであります。この除いた年度末退職者の分を流動負債に計上するような指示は、現在のところないわけであります。この旧総務省方式につきましては、比較的容易にバランスシートが作成できるということであります。そのため、昭和四十三年以前の固定資産が含まれていないことや減価償却の方法につきましても、平均的な耐用年数を用いることなど必ずしも適正ではないという点もあるわけでございます。この報告書の中でも、この作成方法によれば、地方公共団体でのバランスシート作成の取り組みは容易になりますので、多くの作成事例を検討することを通じまして、バランスシート間の比較可能性を向上させるとともに、作成手法の一層の改良改善を図ることは期待されるとしているところでございます。
 いずれにいたしましても、総務省方式が完成されたものではございませんので、これからも検討してまいりますが、より適正なものにしていきたいというふうに考えております。いろいろ御答弁申し上げましたが、退職手当組合に加入していない市町村は、大変財政事情が悪いのではないかと思います。私が採用されるちょうど一年前の昭和三十七年十二月に組合が設立されて、本市は加入をしたわけでございますが、この退職手当組合の目的は、職員の福祉の増進を図り、市町村財政の安定とその健全化に寄与することを目的に設立されているものでございます。
 また、行政評価システムとの関係でございますが、現在、一課一事務事業を対象にしまして、各課へ依頼中であります。この行政評価システムのねらいにつきましては、適正な行政事務の執行ということはその根底にございまして、原価意識の向上、こういったものも一面には図れるものではないかということで、間接的には負債を減少させるものにつながるというふうに考えております。
△議長(清水邦男議員) 総務部長
○総務部長(小沢稿寿君) 1財政、市職員の退職金と財政負担についてのうち、市職員の退職金の面からお答えいたします。
 いわゆる団塊の世代と言われている人たちが、平成十八年度から定年を迎えていくことになります。途中退職をしないで、全員が定年退職をすると仮定した場合、現時点で本市の平成十八年度から二十四年度までの定年退職者は百五十人となります。それらの人たちの退職金は概算三十九億円となる見込みでございます。ただ、この金額は大まかな目安としてお考えていただきたいと思いますし、変動のある数字とお考えいただきたいと思います。理由につきましては、退職金は勤務年数、また給料表の等級等によりまして異なること、途中退職を考えていないこと、現在、国において退職金の支給割合を見直しているようであること、これらのことを全く考慮せず、単に平均の退職金を算出し、人数を掛けただけのものでございます。強いて算出したものでございます。
 次に、財源対策でございますが、もちろん退職手当組合においてでございますが、大変厳しいようでございます。現在、退職手当組合としては、退職手当債は発行してございません。そして組合の退職手当基金は、十三年度末現在、二百三十四億円持ってございます。加入団体の一般負担金は十三年度までの五年間、千分の九五の負担率に据え置かれてまいりました。このところ定年退職者が年々増加し、平成十八年度からは退職手当組合全体で千人を超えるようになり、その後も十五年間は増加が続くことが予測されております。最高の年で千八百人を超える年度もございます。千分の九五というこれまでの負担率でいきますと、平成十八年度には手持ちの基金をすべて取り崩しても退職手当を賄うことができなくなる予想から、負担率を十四年度から千分の一二〇へと千分の二五引き上げられております。そして、十五年度以降も毎年度千分の一五ずつ引き上げることとなっている、そのように聞いております。
 さて、年度末支払う退職金額と職員数でございますが、十三年度末現在では、昨年度でございますが、二十二人の職員に退職手当組合から約三億八千万円の退職金が支払われております。当該年度、飯能市が支弁いたしました負担金は約三億八千万円でございました。今年度、平成十四年度末定年退職予定者は、現在十八人ございます。これらの職員がすべて定年で退職した場合に、退職手当組合から約四億六千万円支払われる予定でございます。そして、十四年度、市が支弁いたします負担金は約三億八千万円でございます。この数字は非常に荒っぽい数字でございます。定年となる前に退職される可能性もございますし、先ほど申し上げましたように、国などの動きも無視して出した数字でございます。年々変わっていく数字でございます。あくまで大まかな目安として御理解いただければと思います。
△議長(清水邦男議員) 市民環境部参事
○市民環境部参事(松井一夫君) 市内全域にわたる自然環境のガイドブックを作成することについてのおただしでございます。結論を申し上げますが、少々時間をいただくようになると思います。素案の中でも動植物の調査を行うとしておりますので、その後ということになります。身近で親しみやすいハンドブックを今後作成してまいりたいと考えております。
△議長(清水邦男議員) 教育次長
○教育次長(浅見幸一郎君) 5スポーツ、ツーデーマーチ(二日間にわたるウオーキング大会)を開催することについてであります。当市におきましては、市制施行五十周年の記念事業の一つとして、明年五月に二日間のウオーキング大会を計画しているところでございます。そして現在、ほぼ奥むさし駅伝競走大会に準じる規模で実行委員会を立ち上げる準備をしているところでございます。したがって、具体的なことにつきましては、その後のことになるわけでありますが、この大会に取り組む目標といたしましては、市民の健康増進、まちの活性化、飯能市のPR、こうしたことになると思っております。そしてコースにつきましては、全くおただしに沿うような方向でございまして、精明、加治、南高麗の各地区に商店街や天覧山、多峯主山、そしてそこに清流や季節を取り込んで、里コース、山コースといった当市ならではの特色ある設定ができるものと考えております。そして将来的には、吾野、東吾野、さらに日高市方面のハイキングコースも視野に入れまして、より一層スケールの大きなウオーキングにと思っております。
 次に、年間を通じて健康づくりに役立つ事業にというおただしでございますが、全くその方向で進めたいわけでありまして、商工観光課の窓口に関東ふれあいの道というハイキングコースのパンフレットがありますけれども、ウオーキングにつきましても、ことし五月に県ウオーキング協会が行った大会において、天覧山、多峯主山、永田、小岩井浄水場、苅生、赤根峠、美杉台、飯能河原などを巡る五キロ、十キロ、十五キロと三つのコースができておりますし、明年の大会では七つほどのコースを設定する予定ですので、こうしたところを市民の皆さんが自分の体力にあわせて、とにかく健康づくりのために歩こうということで、年間を通じ楽しく親しんでいただけるようになれば、いよいよ当市にもウオーキングが発展的に根づくことになると期待しているわけでございます。
 なお、おただしの中で、嵐山町の例も織り込んでいただいたわけでありますが、設立予定の実行委員会において、これら一つ一つ慎重に検討させていきまして、飯能市ならではのウオーキング大会にしていきたいと考えておりますので、折々に御指導をいただければありがたいと思っております。
△議長(清水邦男議員) 市民環境部長
○市民環境部長(島崎洋三君) 飯能まつりについてお答え申し上げます。この件につきましては、関係者、関係機関と十分協議を重ねまして、安全で事故のない祭りを挙行し、来年度の飯能まつりがより盛り上がりますよう検討してまいりたいと考えております。よろしくお願いいたします。
△議長(清水邦男議員) 以上で加藤議員の質問を終わります。

飯能市議会のホームページより

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元気村について
元気村とは、子供から高齢者までが元気一杯に生活しいろいろな体験をし、地域を大きなひとつの和をつくろうという活動です。埼玉県西部に位置する武州高麗郷中山宿(埼玉県飯能市中山)でコスモスの花を植えたり、米を作ったり。地域が良くなれば飯能が良くなるという思いで取り組んでいます。
 
中山氏について
加藤ゆきおは飯能市の中山氏を通じて歴史を生かしたまちづくりを目指しておりす。平成13年の一般質問での提言が茨城県高萩市との友好都市締結のきっかけとなりました。歴史教育の一環として、中山氏を紹介する専用ページを設置しました。中山氏とは一体どのような人物だったのか、なぜ飯能市は茨城県高萩市と縁があるのかといったことを解説しています。
 
ネットワーク31について
ネットワーク31とは、31世紀にねらいをさだめて、31世紀におけるあるべき姿を想定し、それを現在にむすびつけて連結線を引き、その間において実現すべき数々のテーマ、国家・環境・歴史・国際貢献・産業・福祉など多彩なターゲットを設定、想定してつけたネーミングです。
1000年先というと、遠い未来とお考えになるかるしれませんが、地域にある歴史や伝統は時間的な間隔がありながら、良いものはその品質、風格に全く差がみられず、永遠に続く生命を持つものであるという信念からつけられたものであります。
 
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活動報告 (2001年〜04年)

■2004年の活動報告
 1月 2月 3月 4月 5月 6月
 7月 8月 9月 10月 11月 12月

■2003年の活動報告
 1月 2月 3月 4月 5月 6月
 7月 8月 9月 10月 11月 12月

■2002年の活動報告
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