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◎市政に対する一般質問(平成14年6月)
| 質問事項 |
質問要旨 |
| 1教育問題 |
一 教育行政の重点について
イ 新しい学習指導要領について
ロ 週五日制に対応して、自治会館の利活用を |
| 2スポーツ |
埼玉国体の取り組みについて |
| 3公園整備 |
高齢者と子どもにも便利で楽しめる公園整備について |
| 4市民サービス |
玄関ホールの改修と総合案内受付の拡充について |
○一番(加藤由貴夫議員) 議長のお許しをいただきましたので、通告順に従い一般質問をさせていただきます。
新年度も始まり、新しい予算をもって沢辺市長のカラーを取り入れた事業が進行中であります。先般実施されたほっとミーティングも各地で実施され、市民から出されたさまざまの建設的な提言は、市長の政治姿勢と相まって、必ず今後の市政に生かされることを期待するものであります。
さて、今回の一般質問は、私たちの周りを見渡すと、こうすれば変わりますよ、よくなりますよという提案が主であります。私は飯能市を元気で安心して暮らせるまちにしようという思いで、当選以来休まず、飯能市の将来を見据えて質問、提言しておりますが、今回もこういう時代だからこそという提案を市民の目線で一生懸命に質問をしてまいります。よろしくお願い申し上げます。
それでは、最初に通告の一番の教育行政について質問いたします。一 教育行政の重点についてでありますが、イの新しい学習指導要領についてと重複する部分もありますので、一括して質問をさせていただきますのでよろしくお願いいたします。
ことしの四月から、新しい学習指導要領に変わりました。前回もこの問題について質問いたしました。過去何回かの学習指導要領の改定を踏まえ、教育委員会におかれましては、今回の改定にも前向きに対処していることと思います。知識の量で学力をはかる学力観でなく、みずから学ぼうという関心、意欲、態度こそが学力という新しい学力観が提起されたわけであります。
飯能市では、全国でも二番目の試みとして、民間企業から富士見小学校校長を招聘いたしました。民間活力を導入し、教育の現場にも斬新なお考えが生かされることを期待しているところであります。そして、小学校低学年の児童一人一人に行き届いた教育を図る目的で導入された、市単独事業である学習指導支援非常勤講師配置事業が取り入れられて二カ月がたったところであります。その実施状況はどうなっているのか、お伺いいたします。
また、新しい学習指導要領の趣旨を各学校に徹底させるための具体的な方策で、飯能市教育行政の重点にもあるとおり、教職員の資質の向上が不可欠であると思います。教職員の指導力を向上させるために、飯能市がどのように取り組んでいるのか、その現状についてお伺いいたします。特に、新しい教育長をお迎えしたことでもありますので、新しい学習指導要領の運用も含めて、飯能市の教育行政の重点は何かという観点から、市民の期待にこたえつつ、新しい学習指導要領への不安と批判が教師にだけ向かうことのないように配慮していただきたいと思います。市民も教師も安心でき、不安を吹き飛ばすお答えを期待しながら質問とさせていただきます。
ロ 週五日制に対応した自治会館の利用・活用を提案いたします。
学校週五日制が導入され、児童の土曜、日曜の受け皿の対応は学校教育だけでは不十分であり、地域、市民全体で子供たちを育てていく体制が必要であると考えます。このことは、公民館、学童での活動も盛んではありますが、それだけでは不十分であり、市民の方に満足されているわけではありません。そこで土曜、日曜と、将来的には平日も、子供たちの地域での活動拠点として、各所にあって、地域に密着した自治会館の活用を進めていくことを当然のことながら、自治会等の協力も得て、これまで以上に積極的に展開していく必要性を提案するものであります。
子供たちの土・日の自治会館利用の前段として、お年寄りへ自治会館の開放をお願いいたします。市長が先般実施したほっとミーティングの中で、箱物をつくることは財政的に大変厳しい状況にあり、どうしても必要な箱物は立派なものでなくても対応していくと発言されました。そこで自治会館が、地域のミニ福祉センターとしての役割を担おうというものであります。毎日、自治会館に出向けば仲間がいて、囲碁や将棋やカラオケを楽しむ場所として、またインターネットを利用する場所としても十分に機能すると思います。
現在では、女性の社会参加、社会参画は著しく、子育てを地域で支えることが必要であります。子供たちの放課後や時間外への対応として、保育所の時間延長や学童保育がその役割を担っています。その役割を担う場所の一つの選択肢として、自治会館にも児童館、保育所的役割を加えようという提案であります。
特に高齢化も進む中、元気なお年寄りと社会とのかかわりを高め、自治会館での子供たちとの触れ合いは時代の要請にこたえるよい機会であると考えます。自治会館の活用に際しては、管理等の問題もあるでしょうが、必要な運営費を補助すること等で理解が得られると思いますが、いかがでしょうか。お年寄りの知恵も生かせ、地域に活力を与え、子供たちが自治会館から帰るときは近所のお年寄りと手をつないで家に帰る、そのような姿を想像するとほほ笑ましい気持ちになります。
今、地域と学校の役割を考え、どのように連携していくかが問われていると思います。地域の教育の場としての自治会館の役割は、子供たちの保育所、学童保育の場として、元気なお年寄りのミニ福祉センターとしても今後ますます必要性が高まることを考え、積極的に活用してもらいたいと希望するところです。前向きなお答えを期待して、お考えを伺います。
二番目の質問に入らせていただきます。スポーツのことであります。
平成十六年に飯能市で開催される埼玉国体ホッケー競技開催に関連してのことであります。国体実行委員会も立ち上がり、国体室も設置され、順調に準備が進行していることに感謝し、期待するものであります。そこで、お願いも含めまして質問いたします。
一つ目は、選手強化は現在どのようになっているのでしょうか。選手個人、またチームとしてのレベルは、今現在、全国クラスと比較してどんな状況でしょうか。お答えになりにくいでしょうが、ぜひお聞かせ願いたいものであります。
市民に対して国体を開催するに際しての意識の高揚や啓蒙、市民に対して広く資金的に協力をいただく賛助会員の募集も順調に進んでいるようにお伺いしています。国体の意義は、ただ開催し、出場するだけではありません。ホッケーの開催地である以上、強豪チームとしてスター選手の育成強化は不可欠であり、勝利をおさめることも目的の一つであると思います。
現在、ワールドカップサッカー大会で、競技は違いますが、日本チームが大活躍して、国内が大変な盛り上がりを見せています。この大会はメジャーであり、国レベルであり、大規模であります。国体と比較することはできませんが、平成十六年の国体に向かっても同じように市民全体が熱い思いを持っていただけるような配慮をしていただくことをお願いいたします。
二つ目の問題点として、前回の埼玉国体では飯能市でレスリングとホッケー競技が開催されました。問題点をホッケーだけに限らせていただきますが、国体終了後のホッケーが飯能市でどのように市民に理解されて定着してきたかということであります。前回の国体開催より三十五年たちましたが、平成十六年の埼玉国体に向けて、また改めて市民にホッケー競技を理解してもらう作業を一からやっているわけであります。ここが問題です。ですから、今回は大会を盛り上げることも必要ですが、国体終了後もホッケーが地域に根づく努力も同時に考えていきながら、準備を進めていただくことをぜひお願いいたします。
三つ目に、国体を開催する平成十六年は、市制施行五十周年にかかわる記念行事や、その他いろいろな団体の周年行事が予定されております。そこで、民間活力を生かした国体とするために、今以上に商工会議所、各種団体との連携を密にして取り組んでほしいわけであります。例えば、駅前に特設のテント村を設置して、飯能のおはやしをテープで流し、土産物や飲食店等の配置をします。国体の会場にもテント村を設置して、土産物や飯能名物を紹介するコーナーを設けるといいと思いますし、国体のときだけでなく、今からでも、また常設でもいいと思います。特に去年あたりから、阿須のホッケー場を中心に全国規模の大会もメジロ押しであります。ぜひ飯能の名物のお菓子や銘酒、うどん、そば、だんご、お茶などの名物を売ってほしいと思います。そして、阿須には、皆さんも御存じのとおり、あけぼの子どもの森公園があり、一年じゅうにぎわっています。お客がいるところに出向いて商売してほしいと思います。待っていてもだめであります。
話は国体からずれましたが、みんながそういう思いで取り組むといいのではないかということであります。それには国体室任せや実行委員会に頼るだけでなく、さらに一歩踏み込んで商店主や農業、林業関係の人たちまで幅広く巻き込み、また取り込み、横の連絡も大いにとって、市民主導の実質的な活動のできる新たな部会のような組織も設置することを検討していただきたいと思います。その活動に行政として大きなバックアップをしてほしいわけであります。時代は不景気ですが、今だからこそ前向きに、元気にできることもあると考えます。何でもやってみようという気持ちが大切だと思いませんか。一歩でも前へ進もうではありませんか。元気が出るお考えをお伺いいたします。
三番目の質問でありますが、公園整備に関してであります。
自治会館の開放をという質問にも関連いたしますが、元気なお年寄りにもっと元気に楽しく過ごしてもらうということであります。今までのまちの公園は砂場やブランコがあって、子供の遊び場というイメージが強いのですが、今回はお年寄り向けの子供たちと一緒に楽しめる公園整備を提案いたします。さいたま市田島の田島氷川公園では、お年寄りの健康増進に役立つヒノキ製の平均台や小型の鉄棒といった十七種類の施設が十メートル四方の敷地に、お年寄りの健康づくりを目標に設置されています。利用状況は一日百十四人、そのうち一六%は六十五歳以上ということです。月に一度、指導員と保健師を現地に派遣して健康講座を開き、使用方法を指導し、それとお年寄りだけでなく子供たちも利用して、交流の場にもなっているそうであります。ちなみに予算は、一カ所五百万円で、今後もふやしていく予定とのことであります。飯能市で取り組む際は、木製の遊具の材料にふんだんに西川材を生かしてお年寄り向けの公園の設置を期待して質問といたします。
四番目の市民サービスの充実について質問いたします。玄関ホールの改修にあわせて、総合案内窓口の設置の提案であります。
飯能市総合振興計画の庁舎施設等整備事業に関連してでありますが、庁舎中庭の改修をして玄関ホールを広げることを検討していると伺っていますが、それと同時に、現在の受付を拡充して総合案内窓口の設置を提案いたします。各地の市役所を視察した際、特に宇都宮市役所の案内窓口が魅力ある受付として私には映りました。二坪程度の広さのカウンターの中に三名くらいの女性がエプロン姿で対応していました。さわやかで実にスピーディーな対応に感激いたしました。飯能市では、財源の問題もあろうかと存じますので、中庭の改修をやらなくても現状で対応でき得る中で総合案内窓口の設置を提案して、一回目の質問を終わりにいたします。
△議長(清水邦男議員) 答弁に入ります。
助役
●助役(須藤澄夫君) 加藤議員さんから御質問をちょうだいいたしました中、2スポーツ、埼玉国体の取り組みについて私の方からお答えをさせていただきたいと存じます。
まず一つ目でございますが、現在、選手強化につきましては、埼玉県教育委員会の中に、第五十九回国民体育大会競技力向上対策本部が設置されております。そこなどとも協力をしておりますことと、埼玉県ホッケー協会や飯能ホッケー連盟など競技団体とも連携を深めておりまして、実力向上の成果も、徐々にではありますがあらわれてきているというふうに認識しているところでございます。
御案内のとおりでありますが、昨年度は飯能市の女子社会人チームが全国社会人大会でベスト4に入りました。そこで、全国の八強チームで争われる全日本選手権大会へ出場を果たしまして、健闘もいたしました。反面、高校生──これは国体の中では少年の部になるわけですが、高校生などの部門では全国的レベルで言いますと、もう少し私どもがサポートをしなければいけないかなというように思っているところでございます。
また、本市国体開催基本方針に沿いまして、競技力の向上と地元国体選手の養成を目指しつつ、国体賛助制度を設けて市民の御協力をいただいているところでもあります。その会費を選手の強化費に充てさせていただくことにより、市民の皆様の参加意識を醸成しながら最終日まで勝ち残る強いチームを養成することも私どもの大事な役目の一つだというふうに思っております。
二つ目でございますが、私ども体育課では、三年前から市内の小・中学校を対象に巡回ホッケー教室を実施しております。昨年度の例を申し上げますと、十三校で延べ五千名を超える児童・生徒がホッケー競技に親しみました。このような活動を積み重ねながら、市民の方々の間に浸透を図り、地域に根づくように努めていきたいというふうに思っております。
三つ目でございますが、おただしのとおり、阿須ホッケー場では既に全国規模の大会が開催されておりまして、ことし三月には全国高校選抜大会が開催されました。さらに、来る八月には全国スポーツ少年団交流大会が予定されているところであります。来年には国体のリハーサル大会として、全日本社会人ホッケー選手権大会も開催される予定であります。こういったことなどは、地場産業の振興につながる絶好の機会であることも認識しておりますので、今後実行委員会の方々等の御意見もちょうだいしながら、具体的に進めてまいりたいと思います。
例の一つを申し上げれば、飯能商工会議所の皆さんの御意見なども伺いながら、屋台のようなものが出せるかどうか、そんなことも考えていきたいと思っておりますので、どうかよろしくお願いしたいと思います。まだもろもろのアイデア等もございますけれども、せっかく実行委員会がありますので、そういった方々の御意見を尊重することが大事だと思っておりますので、総体的に進めていきたいというふうに思っております。よろしくお願いいたします。
△議長(清水邦男議員) 教育長
●教育長(西澤榮一君) それでは、1教育問題、一 教育行政の重点について。これにつきまして、イの新しい学習指導要領に若干触れまして、加藤議員さんへお答え申し上げたいと思っております。
飯能市教育行政の重点のうち、御質問は学校教育についてのおただしととらえさせていただきました。国際化、情報化、学校週五日制の実施など社会情勢が変化しておりますが、これからはますます変化の激しい社会になることが予想されます。そのために、生涯を通じていつでも主体的に学び続けるという生涯学習の考え方が大切であります。現在の学校教育は、生涯学習の基盤をなす教育というふうに考えております。
そこで、学校教育に何が求められるかということでありますけれども、子供の状況として、不登校、いじめ、体力低下、学級崩壊等の現象があります。また、学習面においては国際的な教育調査、数学と理科でありますけれども、それを見ますと、知識、技能は戦後一貫して国際的に見れば上位であるということなんですけれども、それらが好きである、もしくはそれらに関係した職業につきたいという者の割合は著しく下位ということです。この興味、関心、意欲が乏しいということが問題なわけであります。また別の調査によりますと、自然体験や社会体験が豊富な子供ほど道徳感、正義感が身についているという結果も出ております。
そこで、学校週五日制のとらえでありますが、新しい指導要領は、物理的に指導時間が短縮されたわけですから、内容も削減し、基礎、基本を徹底しようとしています。私は、教員のときも校長のときもこのことを大切にしてまいりました。そのために、国の方からは少人数指導の加配教員が、平成十三年度より五年計画で配置されてきております。
また、本市においても創意を生かし、熱意ある教育の推進を掲げまして、御承知のとおり、市内全小・中学校に非常勤講師を配置したわけであります。その効果につきましては、また後ほど参事の方から関連の答弁をさせていただきます。
そこで学んだものを総合的に活用し、学習意欲を一層喚起する時間として、総合学習の時間が新設されています。今次教育改革は、日本における第三の教育改革と言われますが、その成否のかぎは、この総合的な学習の時間にかかっていると私は考えております。私は、過去二年間校長の折に、本市の教育課程検討委員会の委員長として、この総合的な学習の研究を推進してまいりました。重点施策の中で、特に学校の創意工夫を生かした総合的な学習の時間を挙げ、研究委嘱なども引き続き行い、積極的に推進していきたいと思っております。
一方、学校週五日制は、家庭、地域週二日制であります。私は、このとらえをぜひ積極的に解釈してほしいと願っております。埼玉県では、五つのふれあい運動を推進しております。すなわち、自然、人、本、家庭、地域であります。今の子供に見られる生徒指導上の問題は、これらを積極的に実践すれば解決できることが多いと私は思っております。例えば、家の手伝いなど、考えればたくさんあるわけで、それらを分担したり、一緒に行うことで、例えば少ないと言われている家庭での話し合いの時間なども自然に持つことができるということであります。社会生活に必要なしつけをすることが家庭に求められているわけで、よい機会にしていただければと、そのように考えております。
また、本市は地域の方々が子供に目を向けて、熱心に、かつさまざまな活動を展開していただいております。地域の人たちと触れ合いが多い子供ほど地域活動への関心や日常生活の満足度が高いと言われております。その観点からも、この二日間は生活体験、社会体験、自然体験とさせていただき、子供たちに豊かな心やたくましさなど、生きる力をはぐくんでいただければと願っております。
本市の学習施設であります公民館、図書館、郷土館、体育館、また、あけぼの子どもの森公園等を積極的に御利用いただくように努めてまいりますし、社会福祉協議会等の講座もぜひ御利用いただきたいと考えております。そのために情報も積極的に流してまいりたいと思います。学校、家庭、地域の連携を密にしていく、このことを大切にしてまいりたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
△議長(清水邦男議員) 教育委員会事務局参事
●教育委員会事務局参事(鯉沼文夫君) 1教育問題の中のイ新しい学習指導要領につきましてお答えを申し上げます。
低学年児童の学習規律の定着と、基礎的、基本的な学習内容の定着を図ることが大きな課題となり、よりきめ細かな個別指導を推進していくことや、本市の特色である小規模校の学級への支援を目的としまして、市単独事業である学習指導支援非常勤講師をこの四月から小学校十三校に配置したところであります。
また、緊急地域雇用対策基金市町村事業にかかわります教科指導等の非常勤講師を中学校にそれぞれ一名ずつ配置したところでもあります。おただしの配置の現状についてでありますが、大変熱心な指導により、それぞれの学校におきましては大きな成果が期待できるという評価をいただいております。
小学校におきましては、低学年に配置し、ティーム・ティーチングによる指導として活用しているのが十三校、ティーム・ティーチングとあわせて、算数などの教科指導として活用している学校が三校となっております。中学校におきましては、七校とも教科指導を中心に実施しているところでございます。小学校におきましては、生活規範の乱れから落ち着いて授業に参加できない児童への個別指導に専念ができ、落ち着きを取り戻し、クラスの子供と一緒に学習に参加できるようになったという事例も既に報告されております。今後は、確かな学力が一人一人の児童・生徒にしっかりと身につかせる指導ができるよう、この事業を充実させていきたいと考えております。
次に、教職員の指導力の向上についてのおただしについてお答えを申し上げます。
新教育課程の実施に伴って、ゆとりの中で読み、書き、計算などの基礎や基本をしっかりと習得させていくとともに、学ぶ意欲や知的好奇心、探究心を身につけさせ、学力の質を向上させていかなければなりません。
そこで、本年度の重点施策の一つとして、個性を生かし、生きる力を育成する教育を推進するために、教職員の資質の向上と創意を生かし、熱意ある教育の推進を挙げた次第であります。特に教職員の指導力、人間性を向上させる研修の充実に努めていく必要から、今年度、飯能市教育センターでは、先進校視察、福祉教育研修、英会話研修、国際理解研修、魅力ある学校づくり研修などの研修内容の充実を図っているところであります。
これに加えて、今年度の新規事業としまして、時間外の自主的な研修として、トワイライト研修を取り入れました。この研修では、教育センターを会場にして、他校の教職員が気楽に語り合えるよう実質的な研修の時間の場を提供するものであります。具体的には、毎週金曜日の午後六時半から八時までとしまして、指導主事の指導、助言を受けながら、指導方法や評価方法、実践例の紹介などの情報交換や意見交換を行ったり、各自が研究テーマを持ち寄って、その解決に取り組んでいったりしております。
いずれにしましても、市内には基礎、基本の定着を図り、個性を生かし、生きる力の育成に向けて情熱を持って取り組もうとする教職員も数多くおり、この要請にこたえるためにこの研修会を充実させていきたいと考えております。
次に、ロ 週五日制に対応して、自治会館の利用、活用についてお答え申し上げます。
学校週五日制が導入されて二カ月たったところであります。この間に、マスコミや保護者の方々から学力の低下を心配する声や、その対策として、土曜日に学習の場を確保する自治体も出てきたという報道もありました。本市教育委員会としましては、三月議会の一般質問の中でもお答えしましたとおり、学校においては新学習指導要領の趣旨を理解しながら、確かな学力の定着を図っていくことを、また土・日におきましては、家庭や地域でのさまざまな自然体験や社会体験を通して、生きて働く力を育てていくことを基本方針として、各学校に指導しているところであります。
土・日の受け皿として、こども図書館の読み聞かせ、あけぼの子どもの森公園の体験講座、社会福祉協議会のボランティア体験など、地域のさまざまな体験学習の場を児童・生徒に積極的に提供する努力をしているところでもあります。おただしのとおり、児童・生徒にとって、最も身近な地域の人々と接していくことは、人格形成上、非常に有意義なことと認識しております。地域の人々との触れ合いの場として、各自治会館は最適な場であると存じます。この施設を地域活動の拠点として、児童・生徒が地域の方々と一緒に参加できる土・日の行事活動をこれまでより多く設けていただけるよう、広報はんのうや諸会議の中におきましてお願いをさせていただく所存でございます。
△議長(清水邦男議員) 建設部長
●建設部長(加藤三郎君) 三番目の公園整備の中の、高齢者と子供にも便利で楽しめる公園整備についてお答え申し上げます。
現在、飯能市が管理する公園につきましては、約五十カ所ございます。それぞれ地域の方に、その目的で利用されております。公園としての役割を果たしていることを認識しておるところでございます。公園はまちを形成する上で欠くことのできない道路とともに重要な施設でありまして、地域のコミュニケーションや憩いの場、緑の創出、さらに災害時の避難場所として、その役割は重要でございます。
そこで御提案の、子供たちとともにお年寄りの方が健康の維持、増進に役立てる遊具の設置ができないかというおただしでございます。現在、公園内にお年寄りがゲートボールをできるような整備された公園が何カ所もございます。この御提案のような遊具を設置した公園は現在ございません。確かに、社会は高齢化に向けて進んでいることは承知しているところでございます。子供たちとともにお年寄りの健康づくりができるということは、貴重な御提案と受けとめさせていただきます。ただし、これにはサポート役といいましょうか、指導員といいますか、公園整備担当だけでは結論は申し上げられないわけでございますので、今後可能性等について研究してみたいと存じます。
また、飯能市は西川材の産地であることから、公園施設等にも可能な範囲内で西川材を使用しておりますが、維持管理の面で難がないとは言い切れないことも事実であることは御理解いただきたいと存じます。いずれにしましても、利用者に愛される公園整備に努力してまいりたいと考えておりますので、御理解のほど賜りたいと存じます。
△議長(清水邦男議員) 企画財政部長
●企画財政部長(木崎勝年君) 四点目の市民サービスのところで、玄関ホールの改修と総合案内受付の拡充という御質問にお答えを申し上げます。
庁舎中庭を改修しての市民ホールにつきましては、御案内のとおり、財源の関係で十四年度予算には計上できなかったところでございます。現在の案内所は、臨時職員四人を半日ずつローテーションを組んで配置しておりまして、用務先への案内を行っているところでございます。参考までに、十三年度の案内状況を申し上げますと、総案内件数は約二万二千件ということでございます。一日当たり約九十件というふうなことでございます。
また、第二庁舎、自治文化センター、観光地あるいは市街地周辺などの案内にもお見えになる方がいらっしゃるわけですが、そういった場合には案内図をつくっておきまして、そこに印をつけてお渡しをしているわけでございます。おただしのありました総合案内窓口の設置でございますが、現在の案内方法は、各窓口による応対を基本にした体制をとっておりまして、お客様の用務先への案内を主に行っておりますので、総合案内窓口の設置につきましては、今後も十分検討させていただきたいというふうに思っております。
△議長(清水邦男議員) 一番議員
○一番(加藤由貴夫議員) 二回目の質問をさせていただきます。
御答弁をお聞きしまして、教育長より県の提唱をしている五つのふれあい運動の実践であるとか、まさしく私たちがそういうものを、昔からのものであるかどうかは別にしても、そんなように子供たちにかかわっていきたいなという大変すばらしい運動のようでありまて、私も賛成でございます。
教育のことは本当に難しいわけでございまして、教職員の指導力の向上、資質の向上という部分で、一つだけ御質問させていただきますと、各種の研修、さまざまなものをやっていただいている。大変頼もしいし、先生方にそのような意識を持ってやっていただくことはありがたいんですが、先生に心の余裕がなければなかなか子供たちにゆとりを持った教育という部分では、難しいのではないかという心配を私たちはしているわけであります。
以前のように、家庭でしつけとか道徳感を教えるとか、仕事を手伝うとか、学校には読み、書き、そろばん、古い言葉でありますが、また地域のお年寄りが子供たちに、「そういうことをしてはだめだよ」と、そういう教育もあったわけですが、見て見ぬ振りをしたり、その役割の分担がなかなかうまくいっていない。そういうのが現状だと思うんです。ですから、ゆとりとか何とかという大変重要なテーマだとは思いますが、学校教育の役割の範囲が今大変広がり過ぎているのではないか、そういう心配をしているわけであります。家庭教育も地域の教育も一身に教員に負担がかかっていく。そのような中で、学校教育という立場を進めることは大変だと思うんですが、それでは飯能市では、そういう家庭教育とか社会の教育を、お答えいただける範囲で結構でございますので、今後どのように、昔がいいというわけではございませんが、取り組む方策があるのかどうか、お伺いいたします。
△議長(清水邦男議員) 教育長
●教育長(西澤榮一君) ただいま大変温かいお言葉をちょうだいいたしまして、感激しているところでございます。教員にも心の余裕をというようなこと、あるいは、それぞれの役割をというようなことでございますけれども、埼玉県の彩の国教育改革の会議の提言の中で、しつけは家庭の最低の責任だというような提言がございます。これはなかなか、現在言われている部分のことを率直に提言されたというふうに解釈してございますけれども、やはりそれぞれの役割は何なんだということをきちっと見直すことが大事だというふうに私は考えております。ですから学校週五日制は、それぞれ学校ももちろんそうですが、家庭の役割は何なんだということをきちんと考えていく必要がありますし、それぞれの学校のPTAの講座でございますとか、あるいはいろんな連携の場の機会に、私どももその辺のことについてのお話をさせていただきたいというふうに考えております。
また、週二日教員が休めるという部分でございますけれども、このことにつきましては、教員も学校だけではなくて、自分の住んでいる地域とのかかわり、これも大切にしていくということが大事なのではないかなというふうに思います。そういう自分の住んでいる地域とのかかわりの中で、いろんな方々と接触して、お互いに状況を知っていただく中で、やはり心の余裕、そしてまた向上心等も教員にも大きく芽生えてくるというふうに考えております。よく世間知らずだというようなことを聞かれて、私どももそのことについて一生懸命考えているわけでございますけれども、この機会でございますので、そういうとらえをしていきながら、皆さんの御期待に沿う教育を頑張ってやってまいりたい、そのように考えておるところでございます。
△議長(清水邦男議員) 以上で加藤議員の質問を終わります。
飯能市議会のホームページより。
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