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◎市政に対する一般質問(平成14年9月)
| 質問事項 |
質問要旨 |
| 1財政問題 |
バランスシートの作成で何がわかり、何がかわったのか |
| 2道路問題 |
国道二九九号線と飯能都市計画道路川寺上野線の工事の進捗状況について |
| 3まちづくり |
一 友好都市締結に向けての諸問題
二 青木地区に児童公園の設置を
三 グランドゴルフ、ゲートボール場の整備について |
| 4観光問題 |
「美しい星」を知っていますか |
○一番(加藤由貴夫議員) 議長のお許しをいただきましたので、通告順に従いまして、一般質問をさせていただきます。
いよいよきょうの最後でございます。皆様お疲れでしょうが、よろしくお願い申し上げます。
その前にすばらしいニュースを聞きました。埼玉西部広域消防本部の隊員が茨城県旭村の海岸でおぼれていた母子三人を救助したという話であります。このようなすばらしい隊員が広域消防を担っていただいていることに心強く感じる次第でございます。
今回も一般質問の内容は、市民の目線で一生懸命に質問をしてまいりますので、よろしくお願い申し上げます。
それでは通告順に従い、最初に財政問題といたしまして、バランスシートの作成で何がわかり、何が変わったのかについて質問いたします。
昨年十二月議会でも財政問題について質問させていただきました。そのときは公債費、つまり飯能市の借金という切り口で質問いたしました。今回は飯能市でバランスシート、貸借対照表をつくって何がわかって何が変わったかという観点から質問させていただきます。貸借対照表は決算時の飯能市の財産の中身と、その資金がどのように調達されたかを示し、資産と負債が今どれだけあるかというバランス、残高をあらわしています。今、どれだけの財源があって、どのような事業を行い、どれだけの借金があるのか、国や県の補助やどれだけの財産を所有しているのかということがわかるわけであります。
現在では大変厳しい財源の中で、自治体経営を進めていることと思いますが、バランスシートをつくったことによって、何がわかり、その状況からどのように飯能市をよい方向に改革しているのかということをお伺いしたいと思います。
次に二番目、道路問題であります。
国道二九九号線の工事の進捗状況についてと飯能市の都市計画道路川寺上野線の進捗状況について質問いたします。
国道二九九号線の改良工事は、目に見える状況で進んでいるように見えます。そこで以前の一般質問でお聞きしたとおり、平成十四年度には武蔵丘ゴルフクラブの入り口から飯能駅前通り線までの完成、平成十七年度中には飯能狭山工区の残りとして、約二千三百二十メートルにわたる未改良区間の供用は当初予定のとおりできるのかどうかお伺いいたします。
それとともに飯能市の都市計画道路川寺上野線の工事も神久山の東側でストップしているように見えますが、現在どのような状況かお答えいただきたいと思います。飯能第一小学校裏までの北側工区でありますが、第一小学校の北側道路については大変交通量も多く、大型の車が行き交う重要な道路であります。地域住民や児童の安全を図りながら工事を進めていただきたいところであります。
いずれにいたしましても、どちらの道路も基幹道路として、飯能市としても一刻も早く完成させることが必要であり、利用者や地域住民の期待も高く、その必要性は今さら言うまでもありませんが、整備状況についてお尋ねいたします。
次に三番目、まちづくりといたしまして、・友好都市締結に向けての諸問題としてお尋ねいたします。
茨城県高萩市とは、飯能出身の中山信吉公をえにしにして友好都市締結に向けて活発に民間交流が行われています。私も市民の方から高萩市との関係について尋ねられることもふえてまいりました。それだけ市民の方にも少しずつではありますが理解を深めていただいているところだと感じています。
そこで高萩市との友好都市締結に向けて、事務的な手続や交渉はどのように進んでいるのかお尋ねいたします。そして、民間や公に相互の交流等の実績等についても、わかる範囲で結構ですからお示し願います。
私も今年度に入ってから、民間交流の一員として何回か訪問させていただきました。大変すばらしいところで、海あり山あり歴史ありと、改めて高萩市の魅力を発見しているところであります。訪問の折には高萩市の担当の部署の方たちには大変親切に対応していただいているわけでありますが、かえって負担になっているのではないかと恐縮することもあります。そんな思いを裏返して考えますと、飯能市でも高萩市からの視察や民間交流の訪問に対しまして、いろいろと担当部署では御苦労される場面もあろうかと思います。そこで私が感じている、幾つかの整備すべき課題について述べさせていただきますので、お考えをお伺いいたします。
一つ目は、高萩市に比べ、飯能市での中山公にかかわる飯能市としての、またゆかりのある地域の案内地図や説明看板が不備であるということです。
二つ目は、高萩市から来飯する観光バスや乗用車の駐車場の整備が必要であります。
三つ目は、高萩市からお見えになる方の受け入れ体制であります。どのように等しく気持ちよくお迎えすることができるかということであります。それと加治神社境内の傷みの激しい既存の観光客用トイレの改修につきましても、どのように対応していくのかお伺いいたします。
四つ目は、飯能市民に対してであります。高萩市との関係を理解できる資料の作成、配布や、広報活動を通して、お互いの関係をもっと深める必要があるのではないかということであります。
これらを一つ一つ解決していただきまして、市制五十周年記念事業の一つとして、ぜひとも成功に向けた取り組みを期待して質問といたします。
次に、二 青木地区に児童公園の設置をということで質問させていただきます。
前回の一般質問で元気なお年寄りのための公園整備を提案いたしました。今回は児童公園のない青木地区に、子供たちが安心して集える場所としての児童公園の設置を考えていただくことを提案いたします。
飯能市には阿須運動公園ちびっこ広場やあけぼの子どもの森公園など、比較的整備は進んでおりますが、何分、青木地区から利用するには遠いわけであります。どうか地域の特性を生かした公園として、未来を担う子供たちの健やかな成長のためにも、ぜひ設置方を前向きに検討していただくようにお願いいたします。
次に、三 グランドゴルフ、ゲートボール場の整備について質問いたします。
どちらの競技もシルバー世代を中心としたスポーツとして、以前から活発に活動しています。特に競技をする方は、比較的お年寄りが多いわけですから、練習場所の整備や確保に苦労しているのが実情であります。
そこで、練習場所を利用しやすいようにするために、土や砂利を入れたりしているわけですが、その整備にはどのような助成がなされているのかお伺いいたします。
それと今議会の議案にもなっていますが、美杉台公園多目的グラウンドの改修工事が完成したときには、ゲートボールやグラウンドゴルフ、それとともに、どのような競技が利用できるのかについてもあわせてお伺いいたします。
最後に、4観光問題、「美しい星」を知っていますか。
大変抽象的な質問通告で、知りませんと言って終わったらどうしようかと私ずっと悩んでおりました。何かうわさで多分御理解いただいたということでありますが、三島由紀夫の小説「美しい星」を観光資源として生かそうという提案でございます。
三島由紀夫の小説「美しい星」は、出だしから飯能のまちが登場する場面設定になっています。私も学生のころ、知人から飯能が出ているよと言われて、初めてこの小説を読んでみましたが、読んでみても難解であります。空飛ぶ円盤が登場したり、近未来的でSF的でもあります。
三島由紀夫の科学や平和についての世界観と人間観、そして政治観や思想が描かれていると思います。「美しい星」の文学的な評論は皆様にゆだねることといたしまして、飯能を題材にした書き出しについて私は大変興味を持ったわけであります。主人公の自宅は今の飯能市ではどこらあたりなのか、会議所、警察、公会堂、そして羅漢山、また駅からの自宅までの場面設定では幾つかのお店も出てきますが、次々と興味がわいてくるわけであります。それぞれの場所が現在はどこだろうかと考えていくと、大変楽しくなるわけであります。
そこで現在の天覧山、羅漢山から見る星も大変美しいわけですが、この小説「美しい星」を観光資源として生かしていくことを御提案申し上げます。三島は小説を書くに際して、実際に現地に赴き、詳細に調べたと聞いております。この「美しい星」も私の読んだ限り、実際の位置関係は正確だと感じております。
そこで、この本を読んでもらって小説に登場する場所が今の場所だったらどこでしょうかとか、それをクイズにしたり、売り出しのイベントや観光資源として生かしていくことをねらいとしています。「美しい星」というすばらしい名前と三島由紀夫という世界的に有名な名前を飯能市の観光資源に生かすことは、飯能にとって大変貴重ではないかと思います。中山公のゆかりの高萩市との関係は、歴史を生かしたまちづくりであり、三島由紀夫の「美しい星」は文学を生かしたまちづくりになるものであります。この貴重な資源をぜひ商店街や観光協会でも利用してほしいと思いますし、その企画には飯能市としても全面的にバックアップしてほしいと思うわけであります。当然かかわりのある方の御理解もいただいた上であります。
飯能市では緑と清流を生かした観光行政を推し進めていることと思います。近ごろではそれに商工会議所のザクロの里事業や水戸藩水戸黄門とのかかわりもある中山信吉公とのゆかりを生かした観光も視野に入れ、歴史と文化や文学、今あるすばらしい飯能市の自然を生かし、複合させた楽しい観光行政を目指していってほしいと願うわけであります。今こそ新しい観光地の創造を目指したいものであります。何もやらなければ変わらないのも事実であります。こういう時代だからこそできる事業だと思っております。お考えをお伺いいたします。
以上、いずれの質問も提案も、子供たちや市民にとってすばらしいふるさととして自慢できる飯能の姿をいつまでも持ってもらうため、まぶたに焼きつくふるさととなる飯能市にするためという信念で述べさせていただきました。
これで一回目の質問を終了いたします。
△議長(清水邦男議員) 答弁に入ります。
市長
●市長(沢辺瀞壱君) 加藤由貴夫議員の一般質問のうち、2道路問題、国道二九九号線と飯能都市計画道路川寺上野線の工事の進捗状況について、私から答弁をさせていただきます。
加藤議員におかれましては、日ごろから道路問題に大変深い御理解をいただき、さまざまな角度からその整備の促進にお力を賜り、深く感謝を申し上げる次第でございます。
まず初めに、国道二九九号線についてでございますが、これにつきましては、私も県議会時代に積極的に取り組んできた問題でもございます。現在、飯能警察西側から武蔵丘ゴルフ場入り口付近までの未改良区間、延長約二・二キロにつきまして、現在、県におきまして事業を実施していることは御承知のとおりでございます。今までの用地の取得と合わせ、JR八高線をまたぐ橋の部分を除き、それぞれ中山と青木地内で工事を進めているところでございます。
中山地区につきましては、武蔵丘ゴルフ場入り口付近から東に向かい、旧県道までの工事が順調に進んでおりまして、また青木地内につきましては、富士見通りから東に向かい、工事を進めているところでございます。しかしながら、いまだこの区間の中で用地について合意に至っていない箇所が数カ所ありまして、現在、県、市あるいは地元の皆さんに御協力いただきながら、その解決に全力で取り組んでいるところでもございます。
先日九月二日には、県の県土整備部長も現地を視察確認し、早期実現の決意をして帰られたようでもございます。県によりますと、全線の開通を平成十七年度を目標とし、全力で取り組んでいるとしております。市といたしましても、国道二九九バイパスの一日も早い開通に向け全力で協力促進してまいりたいと考えておりますので、何とぞ御理解のほどをお願いを申し上げる次第です。
次に、川寺上野線でございますが、御承知のとおり、飯能第一小学校の北側の道路から北部分、いわゆる北側工区でございますが、昨年度から改良工事を実施して、引き続き今年度も工事を実施しているところでございます。
工事の進捗状況でございますが、昨年は土の切り取り、土の運搬が工事の大部分を占めておりましたが、今年度は大きな盛り土部分の工事に入っていくわけでございます。盛り土は高いところで六メートルから七メートルありまして、施工方法等万全を期して実施していきたいと考えております。
それから、今年度の工事箇所につきましては、住宅地にも近いことから騒音、振動等、環境面にも十分配慮しながら実施していく考えでおります。順調に工事の進捗が図られれば、今年度中には舗装の仕上げ部分を除いた、いわゆる基礎の部分まで施工する予定でございます。先ほど申し上げました高い盛り土を行うため、若干の沈下も考えられることから、舗装の仕上げの部分につきましては、路面の様子を見ながら、来年度の実施を考えているところであります。
開通の時期につきましては、現在までの警察との交通協議により、スムーズな交通動線を確保する上で、先ほど申し上げました国道二九九号が飯能駅前通り線まで開通するのと同時に、また第一小学校の北側市道がニコニコ池付近まで拡幅、改良されることという意見が警察から出されているところでもございます。市といたしましては、川寺上野線に対する市民の期待も大きいことから、一部交通制限も視野に入れ、今後事業の進捗に合わせ、警察と関係機関と協議を進めてまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。
それから南工区でございますが、今年度も用地の取得の予算措置をしておりますので、地権者に対し、引き続き協力をお願いしてまいりたいと考えているところでございます。
今後は用地の取得を進め、平成十七年度完成を目途に努力をしてまいりたいと考えております。いずれにいたしましても、国道二九九号バイパスと川寺上野線の整備につきましては、飯能市の基幹道路でもあり、早期完成に向け、努力をしてまいりますので、御理解のほどをお願いを申し上げます。
△議長(清水邦男議員) 助役
●助役(須藤澄夫君) 私からは1財政問題、バランスシートの作成で何がわかり、何が変わったのかについて答弁をさせていただきます。
今回、私どもで公表いたしましたバランスシートは、平成十二年三月に自治省、今の総務省でございますが──より示されました、地方公共団体の総合的な財政分析に関する調査報告書をもとに作成したものであります。このバランスシートはもともと効率的な企業経営を行うために、経営者がみずからの経営資源等を的確に把握することを目的として提唱されたものでありますが、税金の効率的な活用が求められる地方公共団体の財務運営にも役立つものと理解しているところでございます。
県内の公表状況につきましてですが、昨年のデータであります。四十一市中十五市が行っております。
また大づかみに申し上げますが、このバランスシートによって何がわかったかというおただしでございますが、既に議員さんが御質問の中で触れていらっしゃるわけでありますけれども、資産と負債の関係がわかりやすくなったということが一つございます。もう少し砕けた言い方を申し上げますと、飯能市が赤字か黒字かということがすぐわかるということでございます。
ちなみにこれによりますと、現在、私ども飯能市は市民一人当たり百万四千円の正味資産がありまして、黒字ということになっておりますが、とはいえ余裕が決してあるわけではございません。このことはまた、他方から見ますと、本市が行政サービスのために提供可能な資産をどのぐらい保有しているか、反対にそのために次世代あるいは将来世代にどのくらい負担を担ってもらわなければならないかということなども把握できるわけであります。
次に、何が変わったかというおただしでございますが、今申し上げたような視点で、財政状況を公表することにより、さらに財政の透明性の確保や説明責任が果たせたということもあるかと思います。また、このことは市民の方々とともに考える機会が持てる、持ちやすくなるということもあろうかと思います。さらに財政状況がより鮮明になったということで、この厳しい時代、さまざまな要望全部に対応できないことや何ごとも質素にしていかなければ立ち行かないということなどが、職員の意識に深く浸透していることや、また時には市民の方々にもそのような理解をしていただかなければならないということなどが今後変わっていく点かというふうに理解しているところでございます。
△議長(清水邦男議員) 市民環境部長
●市民環境部長(島崎洋三君) 私の方から3まちづくりのうち、一 友好都市締結に向けての諸問題、三 グランドゴルフ、ゲートボール場の整備について、4観光問題についてお答えを申し上げます。
友好都市締結に向けての諸問題についてでございます。高萩市との友好都市提携に向けましては、現在引き続き協議を進めているところでございます。事務的な手続や交渉はということでございますが、市といたしまして、既に担当職員がお伺いをいたしまして、直接協議をしております。夏の高萩まつりにも関連部署の職員が視察にお邪魔させていただいております。その間にも、市民の皆様の間でさまざまな形で相互交流が行われております。高萩市からも観光協会の皆様が海水浴キャンペーンに来られたり、公民館活動の一環として高齢者大学の皆様が来られたりしております。また議員さんの地元、中山でははやし連の皆様が高萩市を訪れ、おはやしを披露して来られたり、子供会の皆様も海水浴で高萩を訪れたと伺っております。
こうした交流を積極的に進めていただいておりますことは、市同士がこれからも友好都市締結を結んでいく上で、何にも増しまして後押しとなるものでございます。
平成十五年度には飯能市の市制五十周年を迎える年となりますので、この記念行事の一環として位置づけ、提携を結んでいきたいと考えております。
そこで整備しなければならない四つの課題についてでございます。一点目につきましては教育次長より御答弁を申し上げます。
二点目の駐車場の整備という問題につきましては、おただしのとおり、極めて少ない状況でございます。都市計画や観光面を踏まえまして、臨時駐車場対策等も含めた中で、今後検討させていただきたいと考えております。
三点目の既存の観光客用トイレ改修でございます。中山天神様の観光トイレにつきましては、第三次飯能市総合振興計画の観光資源、魅力アップ事業として改修を予定しているところでございます。財政的にも非常に厳しいときでもございますので、県の補助金が確保できますよう努力してまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。
四点目の市民への資料の作成、配布や広報活動はということでございますが、今後、時期を見まして、わかりやすい広報はんのうの掲載等をしていきたいと考えております。
また、中山氏をテーマにした市民講座等の実施や、このとき使う資料の一般市民向け配布なども視野に入れていきたいと考えております。
次に、三 グランドゴルフ、ゲートボール場の整備についてでございます。
地域への助成制度といたしましては、コミュニティ広場整備がございます。これは地元自治会からの要望に基づき、地域の子供からお年寄りまで憩い、遊び、触れ合うことのできるコミュニティ広場であることを基本条件といたしまして、幾つかの要件を満たす場合に市で整備するものでございます。
具体的に申し上げますと、土地の面積が五百平米以上あり、十年以上にわたり市との賃貸契約が可能な土地であること、交通上の利便性に支障がない場所であること、擁壁の設置等、土地造成を伴わないことといった要件がございます。このような諸条件を満たした場合、休憩施設、トイレ、遊具、駐車場等の附帯設備を除き、整地後、砂を敷く程度の整備を市が行うものでございます。ただし、整備後の維持管理につきましては、地元自治会にお願いするものでございます。したがいまして、地元が管理する専用のグランドゴルフ場やゲートボール場への砂等への提供ということにつきましては、今のところ地元の皆さん自身に御対応いただいておりますので、御理解を賜りたいと存じます。
次に、4観光問題の「美しい星」を知っていますかについてお答えいたします。
三島由紀夫の小説「美しい星」を読んで、飯能市の観光資源を生かしたまちづくりの御提案をいただきました。私も早速「美しい星」を読ませていただきました。御質問のとおり、三島由紀夫が来飯して何日か滞在したらしく、随所に飯能の地名が出てくることも事実でございます。
そこで飯能市では、緑と清流を生かした観光行政を進めているところでもございます。その中で平成十三年度事業といたしまして、美しい星が見えました天覧山山頂に展望案内看板を設置いたしたところでございます。加藤議員さんの御提案のとおり、ザクロの里事業や中山信吉公とのゆかりを生かした観光を視野に入れたまちづくりも重要と考えております。
今後とも、議員さんはアイデアマンでございますので、いろいろな御提案をいただき、可能なものにつきましては財政的に許す限り、積極的に進めてまいりたいと考えておりますので、今後ともよろしく御協力のほどをお願いいたします。
△議長(清水邦男議員) 教育次長
●教育次長(浅見幸一郎君) 3まちづくりのうち、一 友好都市締結に向けての諸問題の中から、一つ目の案内地図と説明サインの部分でございます。おただしいただきましたとおり、高萩市との友好関係のきっかけとなりました中山信吉公につきまして、関連いたします現地での説明板や道標が不足しているのが実態でございます。
そこで当年度、説明板につきましては、智観寺と加治神社の境内にそれぞれ設置を予定しております。智観寺におきましては、中山家の墓地と中山信吉公の墓の前に建てまして、信吉公初め代表的人物の業績や中山氏城主の系図、墓石の配置状況などを解説いたします。また加治神社におきましては、中山氏が勧請した丹生神社を合祀した経過や境内の状況等を解説いたします。さらにこれと合わせまして、道標、これは道案内の表示でございますが、設置につきましては中山の交差点、T字路のところに一基、そして中山家範公の館跡、この場所は智観寺の北東二百メートルぐらいの位置関係にございますが、ここにはまだ土塁や塀の跡が一部残っておりまして、その付近に一基、そしてもう一基は、加治神社の入り口付近に設置するように予定をしておりまして、それぞれこれから取り組むところでございます。
ただし、またその後におきまして、もろもろ必要なものが出てくるかと考えますが、その折には的確に対処してまいりたいと思いますので、御理解をいただきたいと存じます。
△議長(清水邦男議員) 福祉部参事
●福祉部参事(野口秀夫君) 3まちづくりの二 青木地区に児童公園の設置をについて御答弁を申し上げます。
子供が安心して遊べる場につきましては、児童遊園の整備を飯能市第二次エンゼルプランの中に位置づけております。現在、児童遊園として市内六カ所に各自治会に管理をお願いし、設置しております。
設置状況を申し上げますと、神社等の境内五カ所、河川敷一カ所となっております。設置遊具は、ブランコ、滑り台、鉄棒、ベンチ等を備えており、それぞれの用地の状況に合わせ設置しております。
児童遊園に対する整備の考え方を述べさせていただきますと、この整備に当たっては、地元自治会等の御協力が不可欠となってまいります。除草、清掃あるいは遊具の安全点検など、日常的な管理の部分については地元にお願いすることになりますので、一定の需要が見込まれ、土地を無償で使用させていただくなどの御協力が得られるということであれば、整備については前向きに検討させていただきたいと存じます。
△議長(清水邦男議員) 建設部長
●建設部長(加藤三郎君) 3まちづくり、三 グランドゴルフ、ゲートボール場の整備についてのうち、美杉台公園多目的グラウンドの改修工事完成後の利用についてお答えいたします。
このグラウンドはあくまで多目的利用を目的としておりますので、今回の改修工事で人工芝にするわけでございます。利用につきましては、国体のリハーサル大会及び本大会の期間は別といたしまして、今までどおりのゲートボールはもちろん、グランドゴルフ、サッカー、ポートボール等々御利用いただきたいと存じます。
ただし人工芝でございますので、火気の厳禁と靴の制限はさせていただきたいと考えております。
いずれにしましても、多くの人たちに安全に利用していただくことが大切なことだと考えておりますので、今後ともよろしくお願いしたいと思います。
△議長(清水邦男議員) 一番議員
○一番(加藤由貴夫議員) お許しをいただきましたので、二回目の質問をさせていただきます。
いろいろな勝手な提案やら、積極的に取り組んでいただけるお話を賜りまして、大変ありがたく感じているところでございます。
一つだけ、私は一番気になっていたところなんですが、財政問題の中でバランスシート、貸借対照表ができて、効率的に行政運営する、またわかりやすくなった、特に百四万円の資産ですか、私はここら辺が一番問題じゃないかと思っていたんですが、もちろん透明性であったり、説明責任を果たせる、ともに考えられる、要望に沿えないこともあるんじゃないかというようなことでございますが、時間もありませんが、幾つか私も考えてきたことがございまして、先ほどの百四万円という問題では、バランスシートで流動資産に対して、固定資産の額が大きいということが役所のバランスシートでわかると思うんですね。それから昨年も質問しましたが、予算の使い切り、これはとらえ方の問題もあるかもしれません。それから減価償却しない、これは基金で対応しているとかあると思いますが、こういう問題をこれから、先ほども助役の方から申されましたが、要望にすべてこたえられないという時代が来るという想定をいたしますと、やはり幾つかの考え方で、せっかくのバランスシートでありますので、考えていった方がいいんじゃないかと思うわけでございます。
時間がありませんが、一つはPFI、民間の活力を生かしていく。大変要望の多い、市営住宅等、先般も一般会計の監査委員さんの意見の中でも市営住宅の建てかえ計画等については、いろいろな議論を深めて検討していく時代ではないかというような、私はそういうふうに認識しております。PFIを生かすとか、売れる資産を処分する、固定費が多いわけでございますが、これも難しい部分もあろうかと思いますが、固定費を処分していく。それから予算を使い残したら次年度に反映させていく、これも単年度主義という言い方に異論があるかもしれませんが、長期ですと経常経費がかさむことを防ぐという意味もあると思うんです。
それから一番ポイントだと思うんですが、その経常経費ですが、例えば今、市民要望の強い図書館を、今大変な時代だからということでつくらない、または安くすると。例えば、十億かかるのを五億にしても、今までのような考え方で維持管理費がかさんでいきますと、結果的には安くつくっても三十年、民間の考えで償却していって、その期間が来たときには、結局安くつくって経常経費がかかって高くなってしまうという計算が私がしましたら成り立ちました。三十年ぐらいでやりますと、十億のものを五億でつくって、今までのように経費をかけっ放しでいきますと、逆に十億円ぐらい安くなると、そんなようなことも起こり得るわけでございます。
いずれにしましても、我々の子供、孫たちの時代、三十年、五十年、あっという間でございます。いずれにしましても、安く運営できるような飯能市を進めていただきたいわけでございます。
それにはせっかくのバランスシートを生かしたまちづくりというのを、ここでしっかりと足元を固める意味でやっていただければ、何回も申しますが、三十年、五十年先にきっと子供たちが経費のかからない行政に対して喜んでいただけるという結果が得られると思うんですが、今のような考え方に対しまして答えられる範囲で結構でございますので、お答えをお願いいたします。
△議長(清水邦男議員) 助役
●助役(須藤澄夫君) 二回目の御質問に対しまして、私の方から答弁をさせていただきます。
いろいろな御示唆を賜りました。ありがとうございます。
最初にこのバランスシートは、私ども初めて公表した段階でございますので、完璧なものというふうには思っておりません。また、より見やすく、あるいはわかりやすく訂正、改善していかなければいけないというふうに思っているところでございます。それらを基本にしてでありますが、子孫に美田を残すということは必要ないだろうと思いますが、次世代、将来世代に禍根を残すような財政運営は控えなくてはいけないというのが、これまた基本であろうというふうに思っているところでございます。
そのためには議員さんも御指摘いただきましたが、経常経費をいかに減らしていくかということも、合理的な面でという意味ですが、無理にということではないという範囲の中ですけれども、そういった工夫をしていかなくてはいけませんし、それらを考えますと、また議員さん御指摘のように、PFIのことであるとか、あるいは私どもの市長が日ごろ言っておりますように、民間に任せられて、それが合理的であるならば、あるいは経費等が削減できるならば、そういう方向を選択しようではないかとか、あるいは売れる資産については処分をしていくというようなことなどは、さまざま考えられるわけでありますし、私ども考えているところでございます。また、議員さん皆様方のいろいろ御指導を賜りながら、よりよい財産管理に努めたいというふうに思っております。よろしくお願いいたします。
△議長(清水邦男議員) 以上で加藤議員の質問を終わります。
飯能市議会のホームページより。
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